MIKIKOさんは「好きで始めたダンスが、このように仕事につながってきました。好きなことを仕事にするのは正直しんどいときもあるのですが、こうしてビジネス部門で賞を頂けてうれしいです。『毎日を誠実に』と歩んできた背中を押していただいたような気持ちです」と笑顔で語りました。

 森高千里さんは「今日はこのようにすてきな賞を頂きまして、ありがとうございます。『どうして私を選んでくださったのかな』と思いながら会場に足を運んだのですが、選考基準にあった『挑戦を続ける仕事ぶり』が自分に当てはまっているのかなと思いました。最近は歌だけでなく、司会やナレーションにも挑戦しています。賞を頂いたからには、ますます皆様に喜んでもらえるように頑張りたいです」と受賞の喜びを語りました。

 さらに、お二人には審査員を務めた松永真理さんからもメッセージが贈られました。

 「前駐日米大使のキャロライン・ケネディさんは日本でPerfumeのコンサートに行くのを楽しみにしていたそうです。そしてクリスマスには駐日米大使館職員らと『逃げるは恥だが役に立つ』の『恋ダンス』に興じて見せました。この両方の振り付けをしているのが、MIKIKOさんです。リオ五輪閉会式の見事な演出も記憶に新しく、2020年に東京五輪でどんな演出をされるのかも今から楽しみです。

 また、MIKIKOさんは世界的に活躍するダンサーを育成するため、自らダンスカンパニーを主宰されています。その幅広い活躍が、高く評価されました。

 そして、森高千里さんは自ら歌詞を書くヒットメーカーであり、歌手であり、結婚して一男一女の母となり、育児を経て活動を再開されるという、もうトランプのポーカーに例えればロイヤルストレートフラッシュに値するような最強のカードをお持ちです。でも、その最強のカードに『どうだ』とドヤ顔をしてしまうとオバサンになってしまいますが、森高さんはそうではありません。カードをそろえることよりも、一枚一枚の中身を充実されてきたのだと思います」