「WOMEN EXPO TOKYO 2017」において、ひときわ注目を集めたのが、第3回「WOMEN OF EXCELLENCE AWARDS 2017」の授賞式。働く女性のロールモデルとして、今年も「ビジネス部門」「スペシャリスト部門」にそれぞれ1名ずつが選ばれました。

ロールモデルの存在が働く女性の励みに

 5月20日、華やいだ雰囲気の中で行われた、第3回「WOMEN OF EXCELLENCE AWARDS 2017」の授賞式。会場である東京ミッドタウンは、今年の受賞者を見届けようと集まった女性たちであふれ、熱気に包まれていました。

 まず、「WOMEN OF EXCELLENCE AWARDS」の主旨について、日経BP社執行役員の麓幸子から説明がありました。

「女性活躍推進の機運が高まっていますが、活躍には光と影があり、活躍が増えれば悩みも深まります。女性たちが迷ったとき、壁にぶつかったとき、進むべき道を示してくれるロールモデルを提示したいとの思いから、この賞は創設されました」

 次にセイコーウオッチ代表取締役会長兼CEOである服部真二さんからも話がありました。

「本日、受賞者の方に贈るグランドセイコーは実用時計の最高峰として1960年に誕生し、56年目になります。セイコーは『時代とハートを動かすセイコー』をスローガンとしておりますが、受賞者の皆様のハートがときめき、ますますご活躍なさることを祈っております」

 そして、いよいよ受賞者の発表へ。受賞者の選考ポイントは「あくなき探求、挑戦を続ける仕事ぶり」「長年の功績や至高の技芸」「新たな道を拓いた先進性や後進育成への尽力」「知性と研鑽により内から輝く魅力」の4つ。

 日経ウーマンオンラインの読者へのアンケートをもとに候補者を絞り込み、選考委員会での協議を経て、最終的に「ビジネス部門」「スペシャリスト部門」に1名ずつが選ばれました。

旬な受賞者に会場からは惜しみない拍手が

 厳正な審査を経て、第3回「WOMEN OF EXCELLENCE AWARDS」に選ばれたのは、「ビジネス部門」が蜷川実花(にながわ・みか)さん、「スペシャリスト部門」が木村佳乃さん。お二人にはトロフィーとグランドセイコーが手渡されました。

右から松永真理さん、蜷川さん、服部さん、木村さん、司会の山本舞衣子さん
右から松永真理さん、蜷川さん、服部さん、木村さん、司会の山本舞衣子さん