「運がいい人」の特徴は、この二つ!

 トークの中盤では、島田さんから「運」についてこんなすてきなお話が。

 「運がいい人の特徴は、実は二つしかありません。運という字はふりがなをつけると『運ぶ』という字になります。ということは、実際に足を運ぶ人、行動する人が、運がいい人なんですね。例えば、モテ期なのにどこも出掛けないのはモテ期の無駄遣い。いいなと思ったことはすぐ実践するのが、運がよくなるコツです」

 そして二つ目は、「なぜか自分のことを運がいいと信じ込んでいる人」。

「自分は運がいいと思っている人って、成功したときに自分の頑張りだけじゃなくて、いろんな出会いやご縁があって、運に恵まれたからこそできたのだと感謝の気持ちがあるんです。逆に運がないと思い込んでいる人は、成功しても自分の力だけでできたと勘違いし、おごり高ぶってしまいがちです。私は運がいいと思いながら行動する。それは自分だけではない他の力を大事にできるということ。そんな生き方こそ、ますます運がよくなり、すてきな人生につながる方法だと思います」

「運がいいと思っている人はますます運がよくなります!」
「運がいいと思っている人はますます運がよくなります!」

 終盤になると、金運や健康運など、サービス精神旺盛な島田さんに直接手相を見てもらう人も続々。最後にこれからうれしいことが起こる予兆を表す3つの手相も紹介してくれました。

 「一つ目が近々嬉しいことがあるときに見られる、人差し指の下にリングのように表れる線(ソロモンの輪)、別名『幸運のリング』とも呼ばれます。二つ目が生命線の内側、親指の付け根に見られる格子状の線。これは運気上昇のサインで、別名『イケイケ線!』。そして3つ目が薬指の下に表れる米印のようなスターのサインで、これからとてつもない幸せがやって来るラッキーサインなんですよ! 皆さん、ありましたか~?」

 島田さんならではのお笑いたっぷりの楽しいトークに加え、手相の読み解きがぎゅぎゅっと詰まった、あっという間の40分間。「まだまだ聞きたい!」という余韻も残しつつ、惜しまれながらトークショーの幕が下りました。

文/伯耆原良子 写真/中村嘉昭