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マイナス金利政策は、私たちの資産形成にどう関わる?

2016年6月22日

【WOMAN EXPO】「Think.輝く未来のために。明日から使える! 資産運用術」

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5月21日(土)・22日(日)に東京ミッドタウン(東京・港区)で開催された「WOMAN EXPO TOKYO 2016」。22日に行われた講演「Think.輝く未来のために。明日から使える! 資産運用術」では、フィデリティ投信の高橋智恵さんに、人生設計に役立つ資産の運用術の基本から、投資を続けていくうえでぶつかる疑問への対処法までを教えていただきました。

ただ貯めるだけでは、お金の価値は減っていく

講師・高橋智恵さん フィデリティ投信 投信ビジネス本部副本部長

 私たちは働いて得たお金と、人生を通じてどのように付き合っていけばよいのでしょうか? 資産運用の専門家であるフィデリティ投信の高橋さんと一緒に、長期の資産形成を考えてみましょう。

 「超低金利時代の今、銀行口座の利息は普通預金で大体0.001%程度。お金を預けても増えないならと、手元で確実に現金を貯める“タンス預金”を考えている方もいるかもしれません。ところが、昨今話題になったマイナス金利政策のもとでは、現金を手元に置いていても意味がないのです。

 バブル崩壊後、日本はずっとデフレ状態が続いていましたが、マイナス金利の導入によって、日本はゆるやかなインフレに誘導されます。インフレになると物価が上昇しますから、それにともなってお金の相対的な価値は下がります。意外にこの影響が長期で効いてくる。たとえば毎年2%の物価上昇が続いたとすると、30年後には物価が約1.8倍になり、資産の実質的な価値は約4割も目減りしてしまうのです」(高橋さん)

 日本政府が推進している経済政策を踏まえると、単純にお金を貯めるだけではダメ。銀行預金であれ、タンス預金であれ、せっかく貯めたお金の価値が少しずつ減っていってしまうということなんですね。好むと好まざるによらず、長期的な視点で自分のお金を守る方法について考えていく必要がありそうです。

「どんな目的でお金を貯めている?」参加者はダントツで「老後のため」

 長期的な視点で資産を運用するには、今後のライフイベントを考えてみるとよいそう。「住宅資金」「結婚資金」「教育資金」「老後資金」など、「いつまでに、いくらのお金を用意したい」という具体的な目的がある人のほうが、投資に向いているそうです。

 会場では参加者にはリモコンが配られ、アンケートが行われました。アンケートでは「老後のため」にお金を貯めているという人が109人中67人と、最も多い結果に。

 「老後資金なら、『20年後に向けて3000万円の資金を準備したい』など、目的と期間をはっきりさせて、コツコツ投資することが成功のカギです」(高橋さん)

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