羽田空港から空路で約60分、大館能代空港より市の中心部まで車で約30分という、秋田県北部に位置する地方都市でありながら、都心からでもアクセスしやすい大館市。忠犬ハチ公のふるさととしても知られる大館市は、昨年の「WOMAN EXPO TOKYO 2015」にも参加してくれた日経WOMAN読者にはお馴染みの存在。今年もその魅力をアピールすべく、大館市産業部移住交流課・課長の佐藤和浩さん、同課より主査の中島由紀子さんをお迎えし、自身も大館市出身という日経BPヒット総合研究所長の麓幸子とともに、大館市の魅力に迫るセッション「大館というところ。」が開催されました。

「大館というところ。」セッションの様子
「大館というところ。」セッションの様子

 まずは大館市を紹介するVTRが放映されました。

 お弁当箱などに使用されている曲げわっぱの製造過程や、きりたんぽ、比内地鶏など大館名物が次々と登場。8月に開かれる大館大文字まつり、2月に開かれるアメッコ市など伝統的なお祭りから、廃校を利用しての生ハム作りや都市圏の小中学生らを受け入れて農業体験などを行うグリーンツーリズムといった新しい取り組みにも果敢にチャレンジしています。

 自分のふるさとにUターンするだけではなく、縁もゆかりもない土地に大都市から移住したり、都会暮らしと田舎暮らしを両方楽しんだり、ふるさとを自分の意思で決める生き方をする女性をLOCOガールと称し、日経WOMANは応援しています。

大館市観光キャラクター「はちくん」
大館市観光キャラクター「はちくん」

 この日登壇してくれたは中島さんは2年間東京で働いていた過去があり、現在は大館市役所に勤めている、まさにLOCOガールの先輩。マイカー通勤のお陰でプライベートの時間が増えたと地元での生活を満喫する中島さんは、同じようにUターン、Jターンで移住してきたみなさんを支援する活動に日々取り組んでいます。そんな中島さんが大館市の住みやすさ、暮らしやすさを以下の観点から紹介してくれました。

子育て制度の充実

 市のHPで子育て情報を発信し、子育ての支援体制が充実している認定事業者サイトや病後児保育施設も紹介。

 秋田県は小中学生の学力が高く、独自のふるさとキャリア教育を展開している大館市は文部科学大臣賞や博報賞も受賞し、秋田県の平均を上回っているという実績あり。子どもが成長していく上でも安心な環境であることが分かります。