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ピンチは「何の」チャンス?ピンチを活用する方法三つ

2016年10月4日

今の場所で共感できる仲間を増やすために

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起業家の奥田浩美さんが提案する、「会社を辞めないという選択」。会社に所属しているほうが、様々な人とつながりやすく、より大きく社会を変えられる可能性を秘めていると奥田さんは言います。あなたの強みを会社で生かすには? 会社を“使って”自分の夢をかなえるには? 書籍『会社を辞めないという選択―会社員として戦略的に生きていく』の中から、明日からすぐに仕事が好きになれる働き方を提案します。

ピンチの90%は「人」によって切り抜けられる

 ミスやトラブルが起こったときは、チームのみんなでできるだけ早く、最短で解決するべく動くというのが鉄則ですが、ときにはそれでもカバーしきれないケースもあります。

 ここで私自身のエピソードを少しお話しします。私が25年もの間に手掛けてきたIT業界のイベントで、一番大きなトラブルは、登壇する予定の講演者が当日会場に来なかったことです。私は数回、そういう経験がありますが、理由はその都度いろいろです。天候のせいで飛行機や新幹線が出発しないとか、講演者が日にちを間違えていたとか、本人から「妻が熱を出して寝込んだから行けない」と連絡が来たこともありました。

 開演までにある程度の時間の余裕があれば、急遽、代わりに登壇してくれる人を探すという手もあります。日にちを間違えていた場合は、講演者が近くにいてくれさえすれば、プログラムの順序を変更して、その人の講演を後の時間にずらすという方法を取ることもできます。しかし本人も来られず、代わりの人も手配できず、どうしてもプログラムにぽっかり穴が空いてしまうときもあります。それがイベントの目玉の講演であれば、来場客からのクレームが殺到してしまうでしょう。

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Profile
奥田浩美
奥田浩美(おくだ・ひろみ)
インド国立ボンベイ大学(現州立ムンバイ大学)大学院社会福祉課程修了後、1989年に国際会議の企画運営会社に入社。1991年、ITに特化したイベントサポート事業を設立。2001年にウィズグループ、2013年にたからのやまを設立。2014年より、情報処理推進機構(IPA)の未踏IT人材発掘・育成事業の審査委員を務め、若い世代の新たなチャレンジを支援している。これまでに携わったITイベントの数は300以上。数億円規模のイベントをいくつも成功に導いている。著書に『会社を辞めないという選択 会社員として戦略的に生きていく』(日経BP社)、『人生は見切り発車でうまくいく』(総合法令出版)、『ワクワクすることだけ、やればいい!』(PHP研究所)がある。
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