「自分が会社に与えることができるもの」を考える
よく、「自分はこんなに頑張っているのに、会社が評価してくれない」という人がいます。それは果たして、会社や社会が本当に求めている頑張りなのでしょうか。
例えば、自分はこんなに頑張って営業しているのに、会社に評価されていないと感じていたとします。もしかしたら、会社は契約数なり売上なりの成果を求めているのに、自分自身は営業に動いた回数や件数や時間で応えようとしているのかもしれません。それでは評価が望めるはずもありません。
ただ「自分は頑張って営業している」ではなく、その内容をきちんと分析して、それが会社の求めているものと合っているのかを確かめてみる必要があります。
自分が日々何をしているのかを分析してみて、それが本当に社会にとって価値のあることなのか、社会に刺さることなのかを見直してみるといいと思います。
会社はチーム戦をするためにあるのですから、戦うべき相手、向き合うべき相手は会社の外にある社会なのです。自分の目の前にいる上司や、会社を見るのではなく、その向こうに広がっている社会を見るべきです。
あなたの会社は、社会に対してどんな価値のあることをしていますか?
あなた自身も、会社を通して社会に貢献しているでしょうか?
この問いかけをぜひ一度、しっかり自分で確かめてみてください。