読者の皆さんに「オフ時間の過ごし方」についてアンケートを実施。564人もの読者から回答が寄せられ、オフ時間の理想と現実、具体的な過ごし方、自己投資などの実態が明らかになりました。第3回はオフ時間をどのくらい糧にしているか、自己投資に対する意識や実態を探ります。

※本アンケートでは「オフ時間」を「仕事(副業を除く)・食事・睡眠以外」と定義しました

【アンケート概要】
◎日経ウーマンオンライン上で読者を対象に実施
◎調査期間:2018年3月20日~4月13日
◎有効回答数:564人
オフ時間の活動を着実に「糧」にしている読者が多くいました (C)PIXTA
オフ時間の活動を着実に「糧」にしている読者が多くいました (C)PIXTA

趣味やスキルアップなどにいくら使っている?

 まずは、趣味の活動やスキルアップなどの自分への投資に、1カ月当たりいくら使っているか聞いたところ、平均1.9万円でした。「自分への投資はできていない」(25歳、商社、経理・総務・人事)という0円の人から、最高は「乗馬に20万円」(38歳、商社、一般事務・営業事務)までいました。

 内訳は幅広いラインアップで、大きく分類すると次のようになりました。

<運動>ヨガ、ジム、ゴルフなど
<習い事>茶道、着付け、弓道、陶芸、紅茶、ダンス、ピアノ、フラワーアレンジなど
<学び>大学院、語学の勉強、資格の勉強、書籍
<趣味>映画・演劇鑑賞、スポーツ観戦、神社仏閣巡り、登山、ドライブ、ゲームなど
<美容>化粧品・美容代、マッサージ、ネイル、カラーリング
<ほか>ペット関連、婚活

自己投資の目的は「気分転換」「スキルアップ」「健康維持」

 次に、趣味やスキルアップなど自分へ投資している目的を聞いてみました。

 断トツは「気分転換・リフレッシュのため」(66.5%)で、「健康維持のため」(36.2%)、「本業でのスキルアップのため」(26.1%)、「転職を視野に入れたスキルアップのため」(15.8%)と続きました。66%はリフレッシュを求めており、42%は仕事のスキルアップ、36%は健康維持を目的としていることが分かりました。また、「コミュニケーション」(12.2%)、「居場所や友達づくり」(11.7%)、「人脈づくり」(9.0%)など、人とのつながりを目当てにしている人も33%ほどいました。

趣味の活動やスキルアップなど、自分への投資をしている目的は何?(複数回答)
趣味の活動やスキルアップなど、自分への投資をしている目的は何?(複数回答)
気分転換のためにオフ時間の活動をしている人が多くいました

 その他の回答として、朝活をしている人は「早起きの習慣を付けるため」、ガラス教室に通いイベントに出展している人は「本業を引退した後に続けるため」、沖縄空手を習っている人は「メンタルの弱さの改善のため」などがありました。