人生を豊かにするためには、仕事の時間はもちろん、オフ時間をどのように過ごすかが大切でしょう。日経ウーマンオンラインでは、読者の皆さんに「オフ時間の過ごし方」についてアンケートを実施。564人もの読者から回答が寄せられ、オフ時間の理想と現実、具体的な過ごし方、自己投資などの実態が明らかになりました。第1回はオフ時間の長さなどについて、平日と休日に分けて紹介します。

 ※本アンケートでは「オフ時間」を「仕事(副業を除く)・食事・睡眠以外」と定義しました

【アンケート概要】
◎日経ウーマンオンライン上で読者を対象に実施
◎調査期間:2018年3月20日~4月13日
◎有効回答数:564人

会社帰りの時間は充実していますか? (C)PIXTA
会社帰りの時間は充実していますか? (C)PIXTA

「平日のオフ時間」はどのくらい? 半数以上は満足

 まずは、「平日のオフ時間」が1日当たり何時間あるか聞いたところ、平均「3.1時間」という結果でした。

 最も多かったのが「2時間以上3時間未満」の25.2%で、「3時間以上4時間未満」21.6%、「1時間以上2時間未満」20.6%と続きます。7割近くの人が「1時間以上4時間未満」のゾーンに入り、「4時間以上」という人も2割を超えています。一方で「1時間未満」の人が1割ほどいることも判明。オフ時間をしっかり取れる人とそうでない人で大きな差があることが分かりました。

平日の「オフ時間」は1日平均何時間ある?(単一回答)
平日の「オフ時間」は1日平均何時間ある?(単一回答)
仕事がある平日は、4時間以上を自分に充てることは難しい?

 では、平日のオフ時間の長さに満足しているのでしょうか。「あまり満足していない」が32.6%で一番多いものの、「満足」22.9%、「やや満足」31.2%を合わせると、半数以上の54.1%は満足しているようです。

平日の「オフ時間」の長さに満足している?(単一回答)
平日の「オフ時間」の長さに満足している?(単一回答)
満足派は半数以上

 「あまり満足していない」「満足していない」と回答した45.9%の人に、平日の理想のオフ時間を聞くと、平均「4.5時間」でした。例えば、朝0.5時間、夜4時間のオフ時間を確保すると考えると、夕食後の20~24時くらいをオフ時間に充てることができると理想的で、それを実現できたら満足度は上がりそうです。