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一生独身のつもりで買ったマンション 結婚のお荷物に

2018年6月7日

家を買うときは、「家を売る」ことも想定しておくべし

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 「このまま結婚しないかも」と思っている女性も増える一方で、晩婚化もどんどん進んでいます。自分がいつ結婚するかは神様にしか分からないもの。今回の女性は、結婚を諦めて家を買った途端に降って湧いた結婚話。幸せをつかんだものの、残った家はどうしよう!? と焦り、FPの高山さんのところに飛び込んできました。さて、彼女と家の運命は?

結婚を諦めていたところに、うれしい話のはずが… イラスト/北村みなみ
吉野優子さん(仮名) 38歳 専業主婦
年収500万円(退職前) 新婚
長所 こだわりが強い
短所 勢いで行動してしまう

ついの住み家を買ったつもりが、結婚生活の重荷に!?

 「私、一生結婚できないかもしれない」
 女性なら誰しもこう思った経験があるのではないでしょうか。
 今回は、一生独身と腹をくくり、家を購入したものの、そこから運命の人に出会った女性のお話です。

 今回の女性は、元薬剤師の吉野優子さん。彼女は36歳の時に一度、私のところにマネー相談に来たことがありました。その時は、「もう結婚できないと思うんで、ついの住み家になるような家を買おうかと」とやって来たことがあり、今回の相談は二度目でした。

 独身の女性がマンションを購入するケースは少なくありません。ただ、購入後に結婚することもありますので、こういう相談があったときは必ず、駅から近くて借り手がつきやすそう、あるいは資産価値が下がりにくい場所にある、中古物件を買うようにおすすめします。

 そういう物件だと、結婚後も家賃収入を得ることができたり、売却するときも処分に困らないからです。

 さて、優子さんですが、私のアドバイスとは全く違う内容のマンションを購入していました(笑)。

 結婚せず、一生一人暮らしだと思って家を選んだため、都心から1時間かかる郊外都市で、さらにその駅から徒歩20分、90平方メートルの広々とした3000万円の新築物件を購入。2000万円あった定期預金を崩し、頭金500万円を入れ、20年の固定金利ローンを組みました。

 月々のローン返済額は10万円程。貯蓄もあり、薬剤師の仕事もしていたので、ローンを払い続けるのも余裕だと思っていたのです。

 ところが、そんな彼女が家を買った1年後、5歳年上の男性と運命の恋に落ち、あっという間に結婚! 幸せいっぱいの優子さんでしたが、結婚してすぐに夫が東北支社に転勤が決まり、優子さんも会社を辞めて彼に付いて行くことに決めました。

……とそこまではよかったのですが、ここで問題になったのは、そう、あの家でした。

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Profile
高山一恵
高山一恵(たかやま・かずえ)
Money&You取締役、ファイナンシャルプランナー。2005年に女性向けFPオフィス、エフピーウーマンを設立。10年間取締役を務めた後、現職へ。女性と女性FPのマッチングメディア「FP Cafe」を運営。全国での講演活動、執筆・相談業務も行う。著書は「やってみたらこんなにおトク! 税制優遇のおいしいいただき方」(きんざい)、「1000円から増やす積み立て投資術」 (スタンダーズ・頼藤太希共著)など。
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