脚の乾燥を招く3つの生活習慣

・素足でホットカーペットや床暖房の上で過ごす
・電気毛布のスイッチを入れたまま寝ている
・フリースなどのモコモコソックスをはいている

3日でこんなに変わった!

46歳、女性
症状=左かかとのひび割れ、かさつき

 かかとが割れ、痛みがあった。これまで量を意識せず適当につけていたが、治そうという意識でつけると3日目で劇的に症状が改善、痛みもなくなった。

写真提供/野村院長
写真提供/野村院長
ベテランの皮膚科医と形成外科医に伺いました
野村有子
野村有子院長
野村皮膚科医院(横浜市神奈川区)
慶應義塾大学医学部皮膚科教室を経て開業。「経験上、1日2回塗れば保湿効果は4倍に、3回塗れば10 倍になる。肌荒れがひどいときはまめに塗り直しをして、改善が見られてきたら塗る回数を減らすなど調整するといい」。

佐藤薫
佐藤薫院長
かおるクリニック(東京都杉並区)
日本形成外科学会認定専門医。2000年かおる美容形成外科クリニック開業。10年以上シミ、シワ、ニキビの患者を多く診察し、スキンケア指導を行う。「手のひらや脚も顔同様に化粧水をつけてからクリームを塗ると、より浸透しやすい」。

構成・取材・文/樋口晶子(編集部)

日経ヘルス2013年2月号掲載記事を転載
この記事は雑誌記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります