「美しい人」になるためには、何が必要でしょうか。実は「食のマナー」を変えるだけで、本物の美しさを引き出すことができます。ただし、「マナー」といっても、箸の持ち方やフランス料理の食べ方といった基本作法を指しているのではありません。キーとなるのは「食べ方のリズム」です。フードプロデューサーの小倉朋子さんが、肌も体型も人生も変わる「正しい食べ方」を指南します。

「ついつい食べ」は当たり前、でも防ぐ方法はある

 「食べても食べても食べた気がしなくて、なんとなくダラダラ食べてしまう」
 「夜の22時には切り上げて家に帰るって思っていたのに、気づいたらハシゴ酒してしまった」

 皆さんはそんな経験をお持ちではないですか?

 特に「やせよう」と思い立ち、食べる量を調整しなくては、という時に限って、「ついつい食べ」をしてしまうもの。

 実は「つい」余計に食べてしまうのは、当たり前のことなのです。食べるという行為は本能的なものですし、何よりも魅力的です。

 でも、心が満腹になるまで食べ続けると、知らない間に体に負担がかかったり、余分な脂肪が付いたりすることにつながります。

 体にもメンタルにも好影響はありません。マナーとしてもおすすめしない食べ方です。

 では、どんな食べ方が良いのでしょうか。