小爪、ささくれのケアはマメに

 「浮いてきた小爪やささくれのカットは本来ネイルサロンでプロにやってもらうのが望ましいのですが、放置して生活していると、ささくれが広がってしまうことも。コンパクトニッパーを少しずつ動かしながらカットしていきましょう」

 足の爪は手よりささくれにくいかもしれませんが、ルースキューティクルケアをしていると気になる箇所が見つかるかもしれません。きちんとケアしないとそこから菌が入る可能性があるので、たとえ痛くなくても放置しないようにしましょう。

ニッパーの片側を手に固定して、ささくれに刃を滑り込ませるようにするとカットしやすくなるそう
ニッパーの片側を手に固定して、ささくれに刃を滑り込ませるようにするとカットしやすくなるそう

 ささくれのカットが終わったら、今度は爪表面を磨いていきます。足の爪を自分で磨くのはなんだか難しそうですね。

 「足の爪のサイズに合わせて、ヤスリ部分を小さくした、足専用のネイルバッファーも出ていますよ。やり方は手と一緒なので、やり方を覚えてからグッズをそろえてみてもいいかもしれませんね」

スティックネイルバッファー、1000円(KOBAKO)。ペンのようなスティックタイプで爪の脇など、細かいところまで磨けます(レフィル2種×5枚入り)
スティックネイルバッファー、1000円(KOBAKO)。ペンのようなスティックタイプで爪の脇など、細かいところまで磨けます(レフィル2種×5枚入り)

爪がピカピカになると、ネイルを塗りたくなる

 磨く前に、爪の付け根にキューティクルエッセンスを塗り、爪全体になじませます。先ほどのキューティクルリムーバーとは違って、なじませて、エッセンスを封じ込めるように磨くことで爪がさらに美しく見えるそう。

 「爪表面の凹凸、縦線がある人は、ヤスリのザラザラした面で全体を軽く曇らせるように磨いてから、キューティクルエッセンスを塗ってください」

 磨くときは爪にバッファーを密着させるようにすると、ツヤ感のある仕上がりになるそうです。

渡邉さんに教えていただいた通り、すべての爪を磨き上げた後の写真がこちら
渡邉さんに教えていただいた通り、すべての爪を磨き上げた後の写真がこちら

 まるで透明のネイルを塗ったようにツヤ感があり、光って見えます。足の爪もこれくらいキレイに磨けたら、ネイルを塗るのが楽しくなりそうですね。