働く女性たちは、1日数時間のデスクワークを続けていることで、どれほど疲れを感じているのでしょうか。日ごろのデスクワークで抱えている悩みや疲れの癒やし方など、日経ウーマンオンラインの読者を対象にアンケート調査を実施した結果を紹介します。
◎日経ウーマンオンライン調べ(Webサイトでアンケート)
◎調査期間:2018年1月22日(月)~2月13日(火)
◎有効回答数:383件
「デスクワークでお疲れ」の女性が続出
デスクワーク、またまたデスクワーク。座ったままの仕事は同じ姿勢を続けながらの作業になるためか、今回の調査では、体の不調を訴える読者が続出しました。「肉体労働をするときよりも、デスクワークの日のほうが疲れて、泥のように眠ってしまうこともあります。体力的には疲れないはずなのにどうして疲れるのか知りたいです(29歳)」という声もありました。
まず、今回のアンケート回答者の、1日当たりのデスクワークをしている時間についてチェック。すると、1日当たり5時間以上デスクワークをしている人は、全体の83.3%となりました。実に8割以上の人が長時間のデスクワークを行っていることになります。
細かく内訳を見てみると、7時間以上8時間未満のデスクワーカーが最多の27.4%。3割近くいます。次いで6時間以上7時間未満が19.8%、8時間以上9時間未満が18.3%という結果でした。数時間どころか、就業時間の大半が座りっ放しの状態にある人が多いことが明らかになりました。
次に、デスクワークをしている上で、慢性的に疲れや不調を感じているかどうかについて聞いてみました。
結果は、「非常に感じる」が42.3%、「やや感じる」が45.7%、合わせて88%。就業時間の大半をデスクで過ごし、同じ姿勢のまま体が凝り固まり、それによって引き起こされる疲れや不調が癒やされないまま翌日もデスクワーク……という働き方をしている実態が浮かび上がりました。
仕事の疲れは長引かせずにきちんと解決したいものではありますが、8割を超える人たちが疲れや不調が慢性化している状況は心配です。次に、具体的にどんな不調を感じているのかを聞いてみました。