肩、首、脚…働く女性の体は悲鳴を上げている
疲れや不調を非常に感じる、やや感じると回答した人を対象に、どんな疲れや不調を抱えているかを具体的に聞いてみると、ダントツに多いのは「肩凝り」でした。
82.8%の人が肩凝りに悩んでいると回答しています。次いで「姿勢が悪くなる」が55.8%、「首の痛み」が54%、そして「脚がむくむ」が49.9%という結果でした。どれも慢性化するとつらいものばかりです。
こうした疲れや不調に対して、読者の皆さんはどのような対策をしているのでしょうか。次から詳しく見ていきます。
読者の疲れ解消法、家では「寝る」、職場では?
日ごろのデスクワークの疲れを読者の皆さんはどのように解消しているのでしょうか。まずは家でどんなことを行っているのかを具体的に聞いてみました。
読者が家で行っているデスクワークの疲れの癒やし方、トップは「寝る」で67.7%でした。とてもシンプルな解決法です。続いて2位は「ストレッチをする」57.3%、3位は「お茶など飲み物を飲む」44.5%でした。リラックスしながら体を休ませる、といった手段を取る人が多いようです。
また、「お風呂で湯船に漬かる」「カイロや温熱シートを貼る」というように、体を温めて不調を和らげるという手段も目立ちました。「お風呂で熱めの湯船に漬かる」も「お風呂でぬるめの湯船に漬かる」はそれぞれ28.5%いました。カイロや温熱シートを貼る人は24.9%でした。
自由回答からは、より具体的な対策が挙げられました。例えば、マッサージやリラクゼーションのサービスを活用する人は、
・エステの60分3500円マッサージに月に1~2回行きます(28歳)
・1カ月に1回程度、1時間6000円で整体に通っています(29歳)
・頭と首の付け根が痛くなるので、30分3000円の上半身マッサージに行きます(32歳)
などの声がありました。
マッサージ機や肩凝り解消グッズを利用する人に詳しく聞いてみると、
・もっぱらかっさを使います(41歳)
・コリコランという器具で凝りをほぐしています(28歳)
・木製のツボ押しボールは必需品です(24歳)
・ピップエレキバンを貼っています(33歳)
・低周波治療器をこまめに使うようにしています(34歳)
などの回答がありました。
一方、職場ではどんな疲れ対策をしているかを聞いてみると、1位は「ストレッチをする」で62.3%でした。2位は「お茶など飲み物を飲む」で59.4%、3位は「休憩を取る」で54.3%となりました。職場で疲れを癒やすには、気分転換をするという行動が取りやすいようです。
他には、「ひざ掛けを使う」、「目薬を使う」、「おやつを食べる」、という回答が目立ちました。中には「散歩をする」「ラジオ体操をする」「肩甲骨を動かす」といった体を動かすという自由回答もありました。