ほんの少しオープンマインドに! 親近感が増してくる

<方法その1>「軽めの自己開示で相手の緊張&警戒心を和らげる作戦」

 相手と話し始めた序盤、あるいは会話が少しずつ温まってきた中盤ぐらいに、自分の本音をほんのりオープンにしたり、自らをネタにした笑いを織り交ぜて場を和ませます。

その話し方の事例をいくつかお伝えしていきましょう。

(1)相手と話し始めた序盤

 まず、「自分が緊張している」という本音をそっと伝えます。すると、自分の緊張もほぐれますし、相手も「そうなんだぁ」とホッとしたり、「なかなかかわいげのある人だな」と思ってもらいやすくなります。
・「実は初対面の方とお会いすると緊張しちゃって。でも、〇〇さんがお優しい方でホッとしました(or 喉がカラカラでお茶が進んでしまいました!)」
・「(立食パーティーなどで)こういう初めての場ってちょっと気後れしちゃうんですよね。どうしたものかとオロオロしちゃいます(苦笑)」

(2)相手と会話が進んだ中盤

 会話が温まってきた中盤ぐらいに、自分の弱いところ、ダメなところ、失敗談などを笑いに変えるとより親近感が増してきます。
・「このお菓子、おいしいですね! ダイエット中なんですけど、おいしいものはついつい食べ過ぎちゃいます」
・「最近運動不足で、地下鉄の階段を上がるだけで息切れしちゃうんですよ(笑)」
・「ちょっと油断すると地元のなまりが出ちゃうんです。思わず出ちゃってたら教えてください!」
・「この前、ほろ酔いで電車に乗ったらだいぶ乗り過ごしちゃいまして(苦笑)。〇〇さんはお酒とか、飲まれます?」

 相手も共感できる程度の「あるある!」ネタがいいでしょう。自虐過ぎてもかえって引かれてしまいます。特に年齢と恋愛、結婚ネタは、初対面ではタブーだと思ってください。相手もリアクションに困ります。例えば……。