聞き上手になるためには「ちゃんと耳を傾ける」だけでいい

 本当に相手の話に興味があるのならば、「へぇ~!」「そうなんですか!」「すごいですね!」「知らなかった!」「それで? それで?」「どうしてなんですか?」などの反応が出てくるほうが自然です。こういった反応を感情豊かにされたら……、誰だって気持ちよく話せますよね。

 大事なことはシンプルで、「相手に興味を持つ」こと。「もっと聞きたい!」と思えば、聞いている姿勢も前のめりになりますし、いい合いの手も自然と口から出ます。「聞く力」というのは、相手にきちんと「正対する力」と言い換えられると思うんです。

 「聞き上手」とは、ただ「うん、うん」と聞いているだけでは効果は薄いのですが、かといって何か気の利いた質問をしないといけないわけではありません。「興味を持って、ちゃんと耳を傾ける」だけでいいんです。

「ちゃんと聞く」意外とこれができないとき、多いかもしれません (C)PIXTA
「ちゃんと聞く」意外とこれができないとき、多いかもしれません (C)PIXTA

好意のある相手の「名前呼び」で余韻を残す

 最後は、上級編。銀座で人気のホステスさんから聞いた、必殺テクニックを教えちゃいましょう。

 男性からの返信確率が高いと実証済みのLINEテクニックで、相手をその気にさせられる一文があるんです。さて、どんなフレーズだと思います?

 それは、相手の名前を呼ぶことです。

 例えば僕に送るのなら、「島田さん」や「秀平さん」というふうに名前だけで。既に親しい間柄で抵抗なければ、「島田さん(ハート)」「秀平さん(ハート)」と末尾に「ハート記号」を付けるのもいいと思いますし、なくてもOKです。

 「会いたいな」「元気ですか?」といった一文より、名前だけ送られてくると「何これ!?」「えぇ!?」と相手は意識し、自分のことを思い浮かばせることができるのだとか。

 僕も自分に置き換えて考えると、例えば、男女複数で食事をしてLINEを交換したとします。その夜に、「秀平さん」なんてメッセージが来たら……。急にその女性を意識しちゃいます。(みんなでごはんを食べた時は苗字呼びだったのに、なんで名前で呼ぶの? え、もしかして……?)と妄想が膨らんでいきます(笑)。

 「何?」と返信して、「何でもない、急にLINEしたくなっちゃいました♪」なんてさらに返事が届いたら……(何の用事もないのにLINEしてくるんだ、自分に興味があるのかな!?)と、ますます妄想は広がりますね(笑)

 「○○さん」と送った後、相手の男性からは何気なく「どうしたの?」と返信がくるでしょうが、そりゃもう、返信する前に相当いろいろと考えているはずですよ。名前だけを呼ぶことは、つまり相手に妄想させる「余白を残す」ということですね。「会いたい」といったストレートなものより、確実に相手に自分への興味を持たせることができるというわけです。

 男性は統計的にも、女性に比べてロマンチスト。気になる異性となかなか距離を縮められないと感じている人は、早速試してみてくださいね。

【手相お守り/恋愛タイプ 感情線 アブノーマル、エロ、あげまん、スタミナ線】
 「恋愛運を見てほしい」と言われてまずチェックするのは感情線。恋愛は、その傾向の似ている相手とうまくいきやすいもの。恋人候補に出会ったら感情線の長さや角度が似ているかどうか見てみるのはアリですよ。

 続いて、飲み会の席でも盛り上がれて、相手と仲良くなれる線をお伝えしましょう。まずは「エロ線」。人さし指と中指の間を始点に薬指と小指の間を終点にする線で、えも言われぬ魅力がある人によく見られます。気付かないうちに異性をメロメロにしていて、本数が多いほど性的な興味が強い。中指の下にできる半円状の線は、「アブノーマル線」。一風変わった個性の持ち主で、型にはまらない自由な関係を好み、恋に刺激を求めます。「スタミナ線」は生命線の先から内側に切れ込む線で、スタミナにあふれて体が丈夫な人に見られ、「絶倫線」の別名もあります。感情線の先が三股に分かれている線は「あげまん線」。結婚相手の能力を引き上げるなど、いい妻になる資質がある人に現れます。周囲の人を幸せにしますから、この線がある女性は「幸運の女神よ!」などと男性たちに自慢していいですよ!

聞き手・文/平山ゆりの 写真/小野さやか、PIXTA