財布は3年で買い替えるのがいい?

 財布の買い替え年数は、3年だったり、1年だったり、諸説あるようです。大切なことは、買い替え年数なのではなく、「よれよれの財布を使わない」ということでしょう。財布が型崩れしていたり、角の染めや補強が取れてボロボロになっていたりするようでは、どんなにおしゃれをしていても、だらしがない印象を与えてしまいます。つまり、買い替え年数が重要なのではなく、いつもきれいな状態の財布を持つことで、他人に不快感を与えないということが大切なのかもしれません。

 使いなれた財布を手放したくない場合は、革の染め直しやほつれた糸の補修などのメンテナンスをして使いましょう。

お財布のジンクスをひも解いてみました (C) PIXTA
お財布のジンクスをひも解いてみました (C) PIXTA

 さて、ファイナンシャル・プランナーの目で財布ジンクスをひも解いてみましたが、いずれも共通するのは、お金や財布を大切にすること。その行動が、人からの信頼や評価につながり、さらには、仕事の人脈や人生の豊かさという「お金持ち」というところにつながるのではないかと考えました。

 もちろん、風水等が好きな方は、それに沿って行動するほうが安心できると思いますから、色や形などお好きなものを選んでください。でも、特にこだわりがない……という方は、財布ジンクスにこだわらず、気に入った財布を選んでくださいね。

文/前野彩 写真/PIXTA