今、注目されている「ふるさと納税」を3回に分けて解説します。前回はふるさと納税のメリットをお伝えしました。でも、「ふるさと納税は知っていてもやったことがある人はまだ少ないようです。実際、どうやってやるの? 面倒くさくはないの? やってみたいけどやり方がわからない人のために、ふるさと納税のハウツーを解説します。意外とカンタンなようです。

■第1回:「今さら人に聞けない ふるさと納税のキホン」
■第2回:「ふるさと納税の基本 自己負担2000円でなぜ豪華返礼品?」
■第3回:「実は簡単! ふるさと納税のやり方 確定申告は?」(今回はココ)

 セミナーで、「ふるさと納税という言葉を聞いたことがある人?」と聞くと、ほぼ全員が手をあげます。もう一歩進んで「ふるさと納税をやったことがある人?」と聞くと、経験者は1割にもなりません。その理由は「いくらまでできるのかわからないから」「やり方がわからないから」というもの。今回は、そのやり方について解説します。

 これからお伝えするのは、あくまでも納税をしている人が、税金が最も効果的に安くなる自己負担2000円でできる範囲でふるさと納税を行う場合です。
 ふるさと納税という寄付そのものは、誰でも、いくらでも行えますから、あくまで税金の話と寄付の話を混同しないようにしてくださいね。

1.自己負担が2000円となる最大金額の目安を知る

2.応援したい自治体を探す

3.ふるさと納税(寄付)をする

4.返礼品を選択する

5.ワンストップの手続き、または確定申告をする

 それでは、ステップを踏んで一つずつ詳しく解説します。