あなたは自分が「何に、どこで、どんな支払方法で」お金を使っているか、把握できていますか?

 マネーセミナーや個人相談で話を聞いてみると、家計簿を付ける人は少ないのが現状で、何を隠そう、私自身もファイナンシャルプランナーですが、手書き家計簿は付けていません。

 自分が家計簿を付けられないからいうのではありませんが(笑)、家計簿を付けなくてもお金の管理ができていれば問題はありません。でも、お金の悩みがあるのなら、「1カ月だけ家計簿」を付けてみませんか。

1カ月だけでOKです! (C) PIXTA

 「1カ月だけ家計簿」の方法は、3つです。

 これから説明する3つの方法のうち、自分に合った方法でお金の使い方を把握していただきたいのですが、どの方法を選んだとしても、その目的は、「自分が使っているお金の現状を知ること」です。収支合わせではなく、「現状把握ができれば目的達成!」だと思って、年末までの間に気軽な気持ちで挑戦してみてください。

何にいくら使っているか知りたい人は

【方法その1 支出項目別管理】

 食費、日用品、水道光熱費……というように、支出項目別に記録する方法です。一般的な家計簿は、支出項目別に管理しているタイプがほとんどです。

 メリットは、食費がいくら、洋服代がいくら、というように自分が使っているお金の内容がすぐに分かる他、食費の平均値などの統計データもあるため、他の家計と比較しやすい点が挙げられます。

 しかし、食費と日用品を一緒に買ったときには、帰宅後にレシートを見ながら支出項目を分けて電卓をたたく必要があるため、手間を感じる人も少なくありません。そこで、裏技を紹介しましょう。

 2種類の支出項目をレジで支払うときは、「この洗剤は、かごの中の食品と分けて支払います」というように、レジでお金を支払うときに分けます。レジ係の方や後ろで並ぶ人のことを考えるとちゅうちょするかもしれませんが、「1カ月だけだ」と思って、自分が家計を管理しやすいように、工夫してみてくださいね。

 見直すときは、「カフェ代が高いと感じたらコーヒーを持ち歩く」「本を読んで過ごせる場所を見つける」など、その支出の代わりになる代替行動を考えてみましょう。