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火事に巻き込まれても弁償なし 賃貸も必須の火災保険

2017年3月13日

火災保険を甘く見てない? 賃貸でも入っていないと困る

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 「火災保険はよく分からないし、私には関係ない」なんて思っていませんか?

 生命保険に比べると興味も関心も低い火災保険ですが、健康保険の保障がある入院や遺族年金の保障がある死亡と違い、火事には国のサポートはありません。あなたは、ちゃんと加入していますか?

え! 隣家の火事に巻き込まれたのに弁償してもらえないの? (C) PIXTA

「弁償して!」と言えない法律

 あなたが、他人に自分の物を壊されたら、当たり前のように、壊した人に「弁償してください」と言うことでしょう。その反対に、あなたが人の物を壊したときは、壊した物を弁償する「賠償責任」を負うのが当たり前です。

 でも、この当たり前が当たり前でなくなるのが、「火事」が起こったときです。

 日本には「失火の責任に関する法律」があり、「軽過失で火事を起こしてしまった場合は、賠償責任を負わなくていい」ことになっています。

 日本は木造家屋が多く、隣の家と密接しているため、互いに、自分の家だけを直せばよいようにしています。

 つまり、もしもあなたが不注意で火事を起こし、お隣の家を全焼させてしまった場合でも、お隣の家を弁償しなくていい代わりに、もしもお隣が火元で自分の家が全焼したとしても、お隣さんに「弁償して!」とは言えず、自分で自分の家を建て直さなければならないのです。

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Profile
前野彩
前野彩(まえの・あや)
Cras代表取締役。FPオフィス will代表。大阪在住のファイナンシャルプランナー。中学・高校の保健室の先生から、結婚、退職、住宅購入、加入保険会社の破たんを経て転身。働く女性や子育て世帯が、お金の安心と可能性を実感できる「知れば得トク、知らなきゃソンするお金の知恵」を伝える。講演やテレビでも活躍。新著に『本気で家計を変えたいあなたへ〈第2版〉 書き込む“お金のワークブック”』(日本経済新聞出版社)。
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