月刊誌「日経WOMAN」と日経ウーマノミクス・プロジェクトが行った「企業の女性活用度調査」。すでにご紹介した2016年版「女性が活躍する会社BEST100」に加えて、業種別1位企業を発表します。

(C) PIXTA
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 調査は1988年から不定期で実施しており、今回が14回目。国内の有力企業4305社を対象に実施し、これまでで最多の534社から回答を得ました。各社の回答結果を、(1)女性の管理職登用度、(2)ワークライフバランス(仕事と生活の調和)度、(3)女性活躍推進度、(4)ダイバーシティ浸透度の4項目で採点し、総合点を算出。業種別ランキングは、回答企業を10の区分に分け、各1位を選出したものです。

 例えば、電機・機械・自動車関連業界1位の日立製作所は2015年に初の女性役員が誕生、2020年度に女性管理職数1000人という目標を設定しています。建設・不動産業界1位の積水ハウスは2015年より「仕事と育児のいきいき両立フォーラム」を開催。女性のキャリアアップには本人と上司との関係性が重要として、育児中の社員と上司双方が参加、上司の意識改革も行う取り組みを始めています。

 全業種の結果は下記のとおりです。

『女性が活躍する会社』業種別1位
『女性が活躍する会社』業種別1位