忘れ物はない? 大切な荷物忘れのエピソード

 出発前は、旅行の計画に荷造りに何かと忙しいもの。大丈夫とは思っていても、何か忘れ物をしてしまうこともあります。あるいは荷物を減らすためにあえて持っていかなかった物について後悔する例も。最悪、現地調達ができたとしても、使い慣れたものにはかなわない。快適な旅のためには、何を持っていって何を持っていかないかを考えながら持ち物リストを作るのがよさそうです。

現地通貨をキャッシングで引き出すつもりで出発したら、キャッシング設定をしていないカードを持参してしまい、現金が尽きかけたことがあります。(32歳、独身、製造、調達)

荷物削減のために現地で購入したシャンプーやリンスが大失敗。髪や肌に合わず、ボサボサの髪のまま記念写真を撮ることになってしまいました。(37歳、既婚・子どもなし、医療福祉関連、保育士)

温泉旅行でスキンケア用品を日数分しか持参しなかったのですが、お風呂に何回も入るので日数分では足りませんでした。また、最近の京都旅行では、部屋で飲むお酒やお菓子をホテル付近のコンビニで買うつもりで少ししか持っていかなかったら、ホテルの周りに何もなく困ったことがありました。(37歳、独身、IT・通信、SE)

荷物を最小限にしようと思って荷造りした結果、歯磨き粉など必要なものを入れ忘れていたことがありました。(31歳、既婚・子どもなし、運輸、接客)

海外の場合、現地調達することはあまり考えないほうがいいと思いました。まずどこに売っているのかを探す手間があり、買ったとしても説明書が読めなかったりして、かえって手間がかかりました。(25歳、独身、IT・通信、一般事務)

ドイツ旅行数回目にして一人旅に挑戦した時、なんとパンツを忘れました。慌てて駅ビルのドラッグストアで入手。到着が日曜日で、ガイドブックに商店は日曜日は休業などと書かれていたので、かなり焦った記憶があります。その話を人にすると、必ず笑われます。(45歳、既婚・子どもあり、教育・学習支援、一般事務・企画・人材育成)

ネパール旅行の際、予測より早めに生理が来てしまい、現地のスーパーに慌てて生理用品を買いに行きました。都市部滞在中だったので事なきを得ましたが、地方に移動した後だったらどうなっていたことか……。(41歳、既婚・子どもなし、金融、総務)

海外旅行で生理用ナプキン不足になりました。周期が重ならないと油断していたのです。もちろん現地で買いましたが、やはり日本製とは違ってごわごわしています。使い慣れたものを持っていこうと思いました。(26歳、独身、教育・学習支援、教育関連専門職)

気を付けて! 海外でのヒヤリハット

ドバイで空港からのメトロの乗り方を間違えて罰金を取られてしまいました。ドバイ版Suicaみたいなものを買ったので大丈夫だと思って往復で使ったのですが、どうも往路しか使えないものだったようで……。対応してくれた駅員さんが親切だった上、罰金は3000円程度だったのでちょっとしたハプニングで済みましたが、ヒヤッとしました。(37歳、独身、教育・学習支援、司書)

眉毛バサミを化粧ポーチに入れたままにしていたことをすっかり忘れていて、荷物検査の時に没収されてしまいました。また、パスポートの写真は自撮りでかなり盛った写真だったのですが、それがもとで毎度「ディファレント!」と入国審査時に引っかかります。別の場所に連れていかれ、入国にかなり時間がかかった時もありました。写真は、盛らずに真面目な写真にすべきですね。(35歳、独身、金融、人事)

自分ではなく夫のエピソードなのですが、ヒヤリハットがありました。睡眠導入薬を使用している夫が、初めての一人海外旅行の際に緊張で薬を飲み過ぎ、現地に到着した時にもうろうとしていたため入国審査のところで足止めされてしまったことがありました。その話を聞いて以来、飛行機での薬には気を付けています。(45歳、既婚・子どもなし、小売、人事)

アメリカ旅行で、タクシーから慌てて降りた時にデジカメを紛失。古いカメラだったのは幸いですが、スマホで写真を撮るのは容量が心配になりました。(30歳、独身、製造、経理)

インドネシア・ジャカルタでタクシーにだまされました。不要な場所に連れていかれ、お金をせびられました。(36歳、既婚・子どもなし、電気・ガス・水道、広報)

文/日経ウーマンオンライン編集部 写真/PIXTA