インスタで印象深い写真に仕立てるワザを紹介。今回は「小物使い」。目的の物を撮る際、それを引き立たせる小物を加えてからシャッターを切る、という簡単なルールです。ちょっとした工夫で写真のおしゃれ度がぐんと上がります
インスタグラマーの方々のアカウントを見ていると、皆さん何か気が付くことはありませんか?
人気のあるインスタグラマーは、「小物使いが上手」という特徴もあります。身近にある物を上手に写真に取り入れ、構図を完成させています。
既に、料理の写真を撮影する際にはナイフとフォークの「クロス技」、ナプキン使いなどは過去記事「インスタ撮り おしゃれ感の極意は動きと○○に」で学んできましたが、今回はもっと身近にある小物を使った撮影に挑んでいきたいと思います。
シャッターを切る前に、周りを見渡そう
例えば、洋書の写真を投稿する場合。インスタ映えした投稿にするには、どうすればよいでしょうか。
表紙が気に入って「ジャケ買い」した洋書。本のみを投稿するのではなく、ここは一工夫しましょう。シャッターを切る前に、ちょっと周囲を見渡してみます。ちょうど目の前にサングラスとペットボトルのお水(しかも飲みかけ!)、そしてプロテインバーがあったので、それを並べてみました。
本のみの写真と、小物類を並べた写真を比較するとどうでしょうか? ここで使う小物たちは決して特別なものではありません。でもこれだけで、主役を引き立てる立派な小道具になります。
常に周囲を見渡して「プラスアルファ」を探す、という習慣を付けてみましょう。
バッグの中身を公開する写真を撮る際は、ただ単純にバッグと、中に入っているアイテムだけを並べるという発想から、脱してみてください。
周囲を見渡すと、ちょうど飾っていた花が。華やかさを演出するために、バッグやアイテムと一緒に植物を並べると、効果的に写真を引き立たせます。
次のページでは、小物を使ったテクをもっと実践してみましょう。