写真投稿アプリ「Instagram(インスタグラム)」を楽しむヒントをお届けする連載・第2回は、「カラー」と「テーマ」の設定について解説します。どんなカラーフィルターを使うのか、どんな写真を投稿するのかを最初に決めるというお話です。言い換えれば、人気インスタグラマーを目指すための「最初の仕込み」なのです。「カラー」と「テーマ」、この二つをちゃんと設定しているだけで、共感の広がりが変わってきます!

 皆さまこんにちは。先月から始まりましたInstagram講座を担当させていただいている三浦マキです。もともとアナウンサーとして活動していましたが、気が付けばブログやInstagramが自分の中で欠かせない大事なツールに。最近ではSNSを使用したPRのお仕事も増えています。この連載が少しでも皆さまのInstagramライフの一助になれば幸いです。

「あなたらしさ」を表現するために、「統一感」を出す

 さて、あなたの好きなものは何ですか? 風景、食べ物、人物、花、ファッション……気が付くとよく撮っているものは何ですか? そして、あなたの好きな「テイスト」は何でしょうか? 「かわいいテイスト」「明るいテイスト」「シックなテイスト」……いろいろありますね。ちょっと考えてみてください。

 実はこれ、Instagramを投稿する際に、非常に大切なポイントとなります。

 Instagramはある意味自分を表現する場であり、写真ライフの議事録にもなるもの。何の写真がどんなテイストで並んでいるか……Instagramのアカウント画面が「あなたらしさ」を表現します。

 人気インスタグラマーの画面を見ると気が付くかもしれませんが、フォロワーの多いアカウントに共通して言えることは、テーマ(投稿する対象物)とカラー(テイスト)がきちんと定まっていて、「統一感がある」ということ。

私のInstagramアカウント画面です。「統一感」を持たせていますが、何だか分かりますか?
私のInstagramアカウント画面です。「統一感」を持たせていますが、何だか分かりますか?

 私のInstagramのテーマとカラーは、「旅」と「青色」。旅の写真、そしてビーチや青空など青色の写真を投稿しています。

 その結果、画面上に並ぶ写真に統一感を持たせることができます。同じような趣味を持つ人、私の場合は旅好きな人が私のアカウントを目に留めてくれて、フォローしてくれる確率が上がります。そして、新たなつながりが生まれるのです。

 とはいえ、「統一感」と聞いてクエスチョンマークがまだ頭に浮かんでいる方もいらっしゃるでしょう。もっと具体例を交えて、一緒に勉強していきましょう!