薄手のコートで出かけたくなる季節になりましたが、朝晩はまだ冷え込むことも。そんなとき、1本あると便利なのが春ストール。寒さをしのぐだけでなく、巻き方次第で顔まわりの印象をぐっと華やかにし、着こなしのアクセントにもなります。そんな春ストールの上手な使い方を、人気スタイリストの川上さやかさんに3回にわたって教えていただききました。今回は、素材や形など、ストールの選び方についてです。

コートを替えたらストールも春物に

川上さん「ウールやカシミヤ100%などの温かいストールから春ストールに切り替えるタイミングは、コートと同じです。トレンチコートを着る時期になったら、ウールの入ったストールではなく、軽めの素材を合わせるようにしてください」

 確かにトレンチコートにウールのストールでは、首元だけ重い印象が出てしまいそうですね。では、春向きのストールにはどんな素材を使ったものを選んだらいいのでしょうか。

川上さん「軽くてボリュームが出る素材として、近年増えてきたのが『モダール』という生地です。レーヨンの一種ですが、独特の光沢と手触りの良さがあります。さらにカシミヤやシルクなどが10%くらい配合されているものだと温かさもあり、長い期間使えると思いますよ」

川上さんイチ押しは大判、正方形、寒色系の淡い色

 川上さんが実際に愛用している春ストールを見せていただきました。ご覧のように手のひらが透けて見えるほどの薄さながら、ふんわりとしたボリューム感もあり、手触りも柔らかです。

川上さん愛用のストールは、人気ブランド「ファリエロ サルティ」のもの。程よい透け感がある