師走も半ばを過ぎ、オフィスでもそろそろ大掃除を意識する頃。1年間でたっぷりたまった不要物を処分して、スッキリした気持ちで来年を迎えたいですね。そこで2週にわたってお届けするのは、オフィスで活用できるすずまり流・大掃除テクニック。まずは前編、「整頓」術をご紹介します!
モノ探しに時間を費やすなんて、もったいない!
先週、幹事として忘年会をつつがなく終えたやる子。1週間の始まりを気分よく迎え、今日も元気にデスクに向かっています。
やる子 「楽しかったなぁ、忘年会。二次会のカラオケも、すずまり姉さんの掛け声でずいぶん盛り上がったし。それにしても、“フィーバー、フィーバー!”って……。フフッ、きっともう死語だよね」
ゴーゴーダンスを踊りながら声を上げるすずまり姉さんを思い出し、込み上げる笑いを隠せないやる子。ふと気付けば、背後から不穏な空気が……。
すずまり姉さん 「何よ、死語って。やる子ったら、失礼しちゃうわね」
やる子 「うお、すずまり姉さん!? いつもの靴音もなく現れるなんて。……あ~、いや、死語は死語だけど、姉さんにはピッタリっていうか、え~と」
すずまり姉さん 「それ、フォローになってないから。ま、いいわ。それよりやる子、そろそろデスクを片付けたほうがよくない? 最近、だいぶ汚デスクに戻りつつあるわよ」
やる子 「あ~……。以前、姉さんに教えてもらった整理術も実践しているんですけど、最近、立て込んでたからなぁ」
すずまり姉さん 「そう言っていると、ずっと散らかったままよ。ちょうど年末、大掃除の時期なんだから、来年に向けてセッティングー、してみない?」
やる子 「グー、って。某女性芸人さんのギャグだけど、微妙に懐かしいですね……」
すずまり姉さん 「そんなことないわよ。とりあえず、大掃除はいつやるの? 今でしょ!」
やる子 「これまた微妙に古いっ! ってか、姉さん、わざと言ってるでしょ」