オフィスワーカーにとって、今やパソコンは必須アイテム。使わずにこなせる業務など、ほとんどないと言えるでしょう。そんな現状の中、「使い過ぎは体調不良を引き起こす可能性もあるので、きちんとルールを設けるべき」と、すずまり姉さんは提言しています。果たして、そのルールとは?
忙しい→画面の見過ぎ→眼精疲労ではかどらない。ああ、悪循環…。
気温が徐々に下がり、秋深まる今日このごろ。相も変わらず忙しそうなやる子は、必死の形相を浮かべつつ業務をこなしています。
やる子 「ああ、もう、いくらやっても終わらないっ! 最近、何でこんなに忙しいの……」
嘆きながらパソコン画面を凝視していると、突然、目の奥に痛みが走ります。
やる子 「うおぉ、目が、目が~っ……」
思わぬアクシデントに、デスクに突っ伏すやる子。と、そこへ、カツカツカツ! というヒールの音と共に、すずまり姉さんがやって来ました。
すずまり姉さん 「ハ~イ、やる子、お久しブリーフ」
やる子 「なっ! すずまり姉さん、人が苦しんでいるときに、何を言うんですか……」
すずまり姉さん 「ようやく出張から戻ってきたから、挨拶しただけなのに……。はい、これ、お土産よ」
やる子 「わぁ、ありがとうございます!」
すずまり姉さん 「ご機嫌直るの、早いわね……。それはそうと、あ~た、目が真っ赤よ。どうしたの?」
やる子 「朝からパソコンと格闘していたら、目が痛くなっちゃって。飛び出るかと思いましたよ!」
すずまり姉さん 「ちょっとそれ、いただけないわね……。いい? パソコン作業は40分で考えなされ。分かりやすく単位で言うと、1パソコン=40分ね」
やる子 「いや、むしろ分かりにくいです……。とりあえず、どういうことなんでしょう?」