これまで手帳やメモ帳、ノートなど、あなたの仕事を助けてくれる文房具を紹介してきましたが、今回の主役は付箋。ちょっとした一言を書くのに、とても便利なアイテムです。そんな付箋を効果的に使う方法は? すずまり姉さんに聞いてみました。
付箋のBADな使い方
上半期の終わりが見え、どことなく慌ただしく感じるこのごろ。日経YARUKI社とて例外ではなく、やる子もバタバタとオフィスを行き来しています。
やる子 「は~、もう、忙しい! 今日中にアポ取り2件、頼まれちゃったし……あ、経費精算も催促されたんだった」
やるべきことを思いつくまま付箋に書き、パソコンにペタペタと貼っていくやる子。と、そこへカツカツカツ! と靴音を響かせ、すずまり姉さんがやって来ます。
すずまり姉さん 「ちょいとお邪魔しますよ~。やる子、この書類なんだけど……って、何、この付箋! デスクはキレイなのに、モニター周りだけどうしてこんなにゴチャゴチャなのよ」
やる子 「あっ、すずまり姉さん、お疲れさまです。いつもTo doリストは作っているんですけど、今日は至急で頼まれた仕事が多かったんで。目の前に貼れば、忘れないでしょ?」
誇らしげに笑顔を向けるやる子に、すずまり姉さんは思わずため息。
すずまり姉さん 「ったく、あ~たって子は……。この付箋なんて、『午後イチで電話』って書いてあるけど大丈夫なの? もうティータイム目前なんだけど」
やる子 「あ~、それは大丈夫です、はがし忘れただけなんで。……って、ヤバイ! その下の作業、15時までなのにまだ処理してないっす」
すずまり姉さん 「また出たわね、やる子のうっかりが。だいたい、付箋の使い方がダメなのよ。今、あ~たが作っている書類も、付箋だらけで読みにくいし、書いてある文字も小さいし……。も~、仕方ないわね。効率的な付箋の使い方を伝授するから、一段落したら声かけて」
やる子 「うぅ、いつもすみません……。急ぎの仕事をとっとと終わらせるので、ぜひ教えてください!」