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社会人のノートは「忘れるために書く」ミスゼロ記録法

2017年6月6日

覚えるべきことは「書いて」覚えない ノートの書き方5シーン

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 思い違いや失念をなくすには、記録することが大切。そのための手段として前回、メモの取り方をお伝えしましたが、今回はノートの書き方です。キーワードとなるのは、「忘れるために書く」と「書くべき5つのシーン」。忘れるために、なんて聞くと矛盾している気もしますが、果たしてその真意とは?

(登場人物)

やる子(30歳)すずまり姉さん(40代) 左:やる子(30歳)/仕事に対しては真面目で、やる気も十分なのに、なぜかいつも空回り……。ミスやムダが多く、残業しているのは自分だけという状況もしばしば。

右:すずまり姉さん(40代)/効率よくスマートに仕事をこなす。過去に数多の過ちをやらかした経験からミス、ムダ、残業を忌み嫌う。厳しさと愛をもって全力で後輩を指導中。

記録するのは忘れるため。それってどういうこと?

 取引先で朝から3件の打ち合わせをこなし、オフィスへと戻ったやる子。今日も仕事に燃えながら、早速、メモを見返して取り決めた内容を確認します。

やる子 「どれも新規プロジェクトだから、頑張らなくちゃね~。忘れないようにメモを取ったし、今日は完璧!」

 そう言いながらデスクに切り離したメモを並べ、それぞれの内容を覚えようとしますが……。

やる子 「さすがに、3つの案件を暗記するのはムリか……。すずまり姉さんはどうやって覚えてるんだろ?」

 一人つぶやいたそのとき、頼みの綱のすずまり姉さんが登場! カツカツカツ! とヒールの音を響かせながら、やる子のデスクへとやって来ます。

すずまり姉さん 「はいは~い、呼ばれて飛び出てジャジャジャジャ~ン!」

やる子 「うわ、古っ! しかも地獄耳!! ……って、すみません、つい口走っちゃった……。いやあの、覚えなくちゃいけないことが多いんですけど、どうにも頭に入り切らなくて」

すずまり姉さん 「あら、そんなの覚えなくっていいのに」

やる子 「えっ! でも、この前は記憶違いをなくすためにメモを取るって言ってましたよね?」

すずまり姉さん 「そうよ。つまり、メモやスケジュールなんかは忘れるために書くものってこと。……というか、あ~た、取引先の打ち合わせでもメモ帳を使っているの?」

やる子 「あれ、ダメですか? あと、忘れるために書くってのも、意味が分からないっす……。教えて、すずまり姉さん!」

そう、ノートは「忘れるために」書くのです (C) PIXTA

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Profile
鈴木真理子
鈴木真理子(すずき・まりこ)
ヴィタミンM 代表取締役。三井海上火災保険(現三井住友海上)に事務職で入社し、約10年の勤務を経て起業。企業研修やセミナーで3万人以上に指導を行う。ビジネス書作家(日本ペンクラブ会員)としても活動。著書は8冊、累計15万部突破。近著は「仕事のミスが激減する『手帳』『メモ』『ノート』術」(明日香出版社)。江戸っ子言葉でギャグ好きの姉御気質。数多の過ち経験を告白し、ミス、ムダ、残業を減らすヒントを提唱。
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