メモを処分する際はシュレッダーにかける

 たとえ裏紙を使っていなくても、メモから情報が漏れる可能性はあります。電話の伝言メモなら先方の名前や電話番号が記載されているし、業務指示のメモには機密情報が書かれているかもしれません。こうした情報が流出しては一大事。用済みとなったメモを捨てる際は、たった一枚のメモと侮らず、シュレッダーにかけることをオススメします。

信頼感のあるメモを取るポイント

◆メモを取ることを習慣化してミスを減らそう!
◆メモ帳と筆記用具は常に携帯する
◆市販のメモ帳を使うこと
◆伝言メモは見るだけで分かるように書く

やる子 「メモとメモ帳の大切さ、よく分かりました! 部長のオーダーもかなり複雑な内容で、メモ帳がなかったら乗り切れなかったし……」

すずまり姉さん 「だしょ? あ~たの裏紙メモ帳なんか持っていったら、部長から大目玉くらうこと間違いなしだわさ」

やる子 「すずまり姉さんからくらうだけで、いっぱいいっぱいです……。助かりました。姉さん、ありがとうございます!」

すずまり姉さん 「マイ・ブラジャー! ……あ、間違えた。『どういたしまして』は『マイ・プレジャー』だわね」

やる子 「ね、姉さんっ、みんなが一斉に見てます! オフィスでそんな単語、叫ばないで……」

 一人、顔を赤らめるやる子と、涼しい顔のすずまり姉さん。対照的な二人が仕事術をお伝えする本連載はまだまだ続きます。さて、次回のテーマは? 乞うご期待!

文/石川由紀子 イラスト/小迎裕美子 写真/PIXTA