奪われがちなペン&マーカーの持ち去り防止対策は?
オフィスで使う文房具類は、会社支給のものとの判別がつかず、いつの間にか誰かに使われ、そのまま持ち去られるなんてこともあるのではないでしょうか。自腹を切ったペンがそんな憂き目に遭わないよう、きっちり対策しておきましょう。
立つペンケースで厳重ガード!
ペンやマーカーのベストな居場所は、デスクの上。引き出しの中ではなく、立てておけばサッと取り出せるので便利です。
もし、無防備な状態で置くのがイヤなら、立つタイプのペンケースを使ってみては? 席を離れるときにファスナーを閉じるようにすれば、勝手に持って行かれる確率はグンと減りますよ。
「私のもの」と分かるマークを入れておく
誰かの所有物だとひと目でわかるペンは、おいそれと持ち出しにくいもの。数千円のペンなら、名入れしてもらうのがベストです。対応していないペンやマーカーなら、マスキングテープを巻いて目印にするのもオススメ。
◆消せるペンなら予定変更があっても手帳スッキリ
◆スケジュール管理のコツは色分けにアリ!
◆ペンの持ち去りを防ぐ、自分のものアピール
やる子 「このマーカーで予定を囲む方法、イイですね! 見やすいだけでなく、手帳がかわいくもなるし」
すずまり姉さん 「でも、やる子のデスクの隣にいるオジサマは、あ~たの手帳よりもっと女子力高いわよ」
やる子 「えっ、あのシバタさん? 犬みたいに人懐っこい顔の……」
すずまり姉さん 「そそ、シバタケンジ、略してシバケンさんね。彼の手帳はスゴイから、今度見せてもらいなさいな。……って、それより早く、私のペンをお出しっ」
やる子 「ああっ、すみません! ……ホントだ、すずまり姉さんのペン、名前が入っているんですね」
すずまり姉さん 「しかも割とイイお値段だったのに、持ち去るってあ~た、勇気あるわね……。まっ、い~わ、今日の日替わりカレーがおいしかったから気分いいし」
やる子 「(助かった……)」
すずまり姉さん 「(ジャケットの袖をクンクンしながら)あらやだ、あたくし、カレー臭する?」
やる子 「えっ……。いや、まさか加齢臭なんて! すずまり姉さん、ま~だ結構若いから大丈夫っすよ」
この後、やる子がカレー臭と加齢臭の間違いに気付くのは15秒後。「まだ結構若い」などと微妙に失礼な言い方をしたことも相まって、かなり落ち込んだようです。こんな無礼者に、今後もすずまり姉さんはレクチャーしてくれるのでしょうか? 一抹の不安を抱きつつ、次回も乞うご期待!
文/石川由紀子 イラスト/小迎裕美子 写真/PIXTA