前倒しで仕事が進み、時間の余裕ができる手帳の書き方

手帳を活用して、ワークライフバランスを実現！

　手帳はビジネスパーソンのスケジュール管理にもってこい。でも、仕事の予定だけを書いていると、見るたびに「あれもこれもやらなくちゃ……」と追い込まれてしまうことも……。そこでぜひ実践してほしいのが、ワクワクする予定を書くことです。

　大切な人の誕生日、ボーナス支給日、何かの記念日など、あらかじめ決まっている予定は、手帳を買ってすぐにでも書き込みたいところ。ワクワクする予定が記された手帳なら、開くのが楽しみになってテンションも上がります。飲み会やデートの予定なども書き込んで、手帳でワークライフバランスをかなえてください。

プライベートの楽しみも同じ手帳で管理すればモチベーションもアップ！

前倒しで仕事を終わらせる手帳作りのポイント

◆デスクワークなど「自分時間」の予定も書く
◆「締切日」とセットで書きたい「着手日」
◆「My締切日」の設定が評価を高める！
◆プライベートの予定もどんどん書き込もう

やる子　「手帳に書くべきことが、こんなにもあったとは……。これでもう、スケジュール管理はバッチリできそうです！」

すずまり姉さん　「そうそう、さっき見せてもらった手帳には書いてなかったけど、プライベートの予定も一緒に書くべきよ。手帳の公私混同、大いに結構」

やる子　「いや、一緒に書いてますよ。今月はホント忙しいから、仕事の予定しか入れられなかっただけで。ま、今は彼氏もいないし、いいんですけどね……。フッ……（闇）」

すずまり姉さん　「いやいや、全然いいと思ってないじゃない。妙齢の女子が、そんなことでどうするの。……仕方ないわね。今、抱えている仕事が一段落したら、やる子は当分、残業禁止！ しばらくは早く帰るようにして、ガンガン狩りに行きなはれ」

やる子　「おおお、姉さん、ありがとうございます。ハンターやる子、頑張ります！」

　仕事を前倒しで終わらせるワザだけでなく、新たに「ハンター」の称号も手に入れたやる子。近い将来、手帳に「デート」の文字を書き込むことができるのでしょうか……？ そんな彼女に幸あらんことを願いつつ、次回も乞うご期待！

文／石川由紀子　イラスト／小迎裕美子　写真／PIXTA