後輩もできて、部署での立場は中堅どころ。にもかかわらず、仕事に時間がかかり過ぎる、なかなかミスが減らせない…。そんな悩める働き女子へ、ビジネスインストラクターの鈴木真理子さんがアドバイス! 30歳、やる気はあるが「ムラ・ムダ・ヌケ」だらけのやる子に、経験豊富なすずまり姉さんが愛をこめて指南するコラム。今回は、メール作成に時間がかかりすぎてしまうやる子の悩みを、すずまり姉さんがズバッと解決します!
メール作成がエンドレス! なぜこんなに時間がかかる?
柔らかな日差しが降り注ぐ、昼下がりのオフィス。ランチを終えて上機嫌のやる子は、早速、午後の業務をスタートさせます。
やる子 「そうだ、ウーマン社の川上さんに頼まれていた資料を送らなきゃ。えーと、“お世話になっております。△△社のやる子でございます…”と」
メールに記載する文面を考えながら、キーボードを打つやる子。同じプロジェクトに携わる社内のスタッフにも、同じように連絡メールを作成していきますが…。
やる子 「あ、もうこんな時間。ミーティングの準備、しなくっちゃ。って、なんかこの状況、昨日もあったような…」
そんな既視感を覚えたやる子の耳に入ってきたのは、カツカツカツ! のヒール音。そう、そろそろお馴染みとなった、すずまり姉さん登場のBGMです。
すずまり姉さん 「あら? やる子、なぜ頭を抱えているの?」
やる子 「うう、すずまり姉さん。何か今、時間泥棒に襲われたみたいで…」
すずまり姉さん 「ちょっと何を言っているのかわからないわ。あ~た、落ち着きなさい」
やる子 「メールが…いくら書いてもメール作成が終わらないんです」
やる子の説明を聞き、ため息をつくすずまり姉さん。
すずまり姉さん 「だらだらメールチェックの次は、だらだらメール作成というわけね。…わかったわ、メール作成を短縮するコツ、伝授しようじゃないの」
やる子 「ありがとうございます! ミーティングの後、ぜひレクチャーしてください」