批判や知ったかぶりの露見が怖くて発言できないなら…

 「ダイバーシティ(多様性)」といわれるように、人はそれぞれ違っていて当たり前。会議の場も同じで、人と異なった発言が出るのも当然のことです。批判されたり、知らないことがバレたりすることを恐れずに、自分の考えをハッキリと伝えましょう。

1度でもいいので、勇気を出して声を出すことが大切

 発言するのが怖くても、誰かに便乗した賛成意見や質問なら、批判される心配は少ないですよね。大切なのは、とにかく声を出していくこと。勇気を出して1回発言すれば、2回目からはドキドキが収まっていくはずです。私も20代の頃は会議が苦手だったのですが、発言する回数を重ねるたびにどんどん好きになっていきました。

批判されてもへこまない心の持ち方とは?

 批判したり、下に見たりする人に運悪く出会ってしまったら、これはもう「気にしない」に限ります。食ってかかられるようなことがあっても、感情的に言い返すのはNG。鬱憤を晴らしたいなら、ノートに「このヤロー」くらいのメモを取る程度に抑えましょう(笑)。そしてこれを学びとし、自分は同じことをしないように心掛けて。また、自分以外の人が理不尽に対応されているなら、「よく言えたね」とか「いいと思います」などとフォローの声を掛けてあげましょう。これもまた、中堅どころの役目です。

要チェック! 会議で発言できるノートの取り方

 会議中にノートを取る際は、思い付いたことをフキダシで書き添えるのがオススメ。誰かの意見に賛成・反対するときも、理由を書き添えておくとよいでしょう。こうやって準備しておけば、いきなり指名されたときも焦らずに発言できますよ。