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アリスに学ぶ成功哲学 個性を否定しない生き方とは

2016年6月30日

奇才が放つ、ダークなファンタジー「アリス・イン・ワンダーランド」

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「哲学」ってむずかしいことだと思っていませんか? 「哲学」とは、「ものごとの正体を知ること」。哲学者の小川仁志さんが、身近なことを題材に分かりやすく哲学の視点から読み解きます。今回のテーマは、映画「アリス・イン・ワンダーランド」。赤の女王のインパクトが凄すぎます。

 「アリス・イン・ワンダーランド」は、ルイス・キャロルの名作『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』を元にしたディズニー映画です。ちょうど明日7月1日(金)、続編の「アリス・イン・ワンダーランド~時間の旅~」が公開予定。ぜひこのコラムを読んでから続編を観ていただけると、より楽しめると思いますよ。

 さて、まずは主人公のアリスについてお話ししましょう。幼いころから変な夢を見て、悩んでいたアリス。彼女には、大人になってからも、一風変わった空想癖がありました。ダンスの途中で男女が入れ替わった様子を想像して噴き出してみたり。もちろん周囲もおかしな子だと思っています。

 そんなある日、アリスは実業家の御曹司と婚約させられそうになります。どうしても現実を受け入れられない彼女は、不思議の国へと逃亡してしまうのです。そこにはかつて夢で見た不思議な世界が広がっていました。彼女を導いたウサギ、青い青虫、変な双子に変な帽子の男。

 ただ、かつて見た夢とは少し違って、世界は頭のでかい赤の女王によって支配されていました。そして、ほろぼされた白の女王の家来たちが復讐を果たそうとしていました。そこにアリスも巻き込まれてしまうのです。なんと彼女は、世界を救う救世主として期待されていたのです!

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Profile
小川 仁志
小川 仁志(おがわ ひとし)
哲学者・山口大学国際総合科学部准教授
1970年、京都府生まれ。京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。米プリンストン大学客員研究員(2011年度)。商店街で「哲学カフェ」を主宰するなど、市民のための哲学を実践している。専門は公共哲学。著書に『7日間で突然頭がよくなる本』、『世界のエリートが学んでいる教養としての日本哲学』(共にPHP研究所)等多数。
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