営業時代は日々の行動目標まで細かく設定

――営業と事務職では、スケジュール管理の方法にも違いはありますか?

 「営業時代には、朝のメールの状況を見て、1日の流れを組み立てていました。顧客訪問と登録者との面談を優先し、事務作業はそれ以外の時間に。日々の行動目標まで細かく設定して動いていました。

 営業の場合は、自分の裁量でスケジュールを管理できるので、日ごとの業務量の調整がしやすく、長期の休みも取りやすかったですね。ただ、どうしても顧客優先という場合があるので、一概には言えませんが……」

スケジュール(営業時代)

【K・Hさんの営業時代の1日の平均的なスケジュール】

09:30 出社
午前中はメール、電話対応、取引先訪問
12:00 在職中の登録者と電話
13:00 昼食
14:00 訪問、面談等2~3件
20:00 事務処理後帰宅
※残業は1日2~3時間程度

「現在の教務の仕事では、営業時代ほどの詳細なスケジュールは組んでいません。事務処理の締め切りが比較的長めに設定されているので、1~2週間単位で予定を組み立てています。決算に向けて、庶務などの突発的な対応業務を日々こなしながら、長期目標に向けて作業を進める感じですね。グループウエアを導入しているので、やるべきことは『TO DOリスト』などで管理しています」

スケジュール(現在)

【K・Hさんの現在の1日の平均的なスケジュール】

08:30 出社、メール対応
09:00 書類業務
12:00 昼食
13:00 書類業務
17:30 退社
※残業は1日1時間程度。平日の夜や休日の空き時間に、経理や準備等を手伝っている