書類(DM、取扱説明書etc.)

書類整理のポイントは「手元に来たらすぐに要・不要を判断する」こと。単なる“お知らせ”のはがきは、見たらその場で処分。不安ならスマホで撮影し、画像で残すという手も。「反対に、保険証券や賃貸契約書などの『金目の書類』は、必要な間は大切に保管しておきましょう」(石阪さん)。

書類の捨て方の流れ

1. 書類が手元に届く

2. その場で要・不要を判断
・不要→捨てる
・必要or保留→未処理ボックスへ
すぐに判断できない書類は未処理ボックスへ。定期的に見直して要・不要を判断。

3. 保留箱の中身を定期的に見直す
・不要→捨てる
・必要→「ホームファイリング」で保存

ホームファイリング

ホームファイリングとは、家庭で必要な書類をカテゴリー別に分けて整理する方法。「置き場所を決めておくことで、必要なときに5秒で書類を取り出せます」(石阪さん)。働く女性の場合は、以下の3カテゴリーで分類してみよう。

書類はカテゴリー別に分けて整理する「ホームファイリング」をしてみよう
書類はカテゴリー別に分けて整理する「ホームファイリング」をしてみよう
ライフ&健康・美容

・給与明細
・年賀状(前年の年賀状や喪中はがき)
・地域情報(ゴミ収集表など)
・クーポン、チラシ
・ポイントカード
・検診票&通知
・診察券

マネー&取説・保証書

・給与明細
・住宅(賃貸契約書など)
・銀行(満期のお知らせなど)
・投資(商品パンフレットなど)
・保険(保険証券など)
・税金(医療費控除の書類など)
・通帳、カード、マイナンバー
・取扱説明書
・保証書

キャリア&趣味

・会社(雇用契約書など)
・転職(転職先の資料など)
・資格(受験票、合格証など)
・習い事
・趣味
・レシピ
・旅行(チケットの半券など)

ホームファイリングの始め方

ファイルボックスで、ざっくりカテゴリー別に分ける

手元の書類を1点ずつ確認し、「ライフ&健康・美容」「マネー&取説・保証書」「キャリア&趣味」の3カテゴリーに分類。ボックスにはカテゴリー名を書いたラベルを貼る。

まずは、ざっくりカテゴリー別に分けよう
まずは、ざっくりカテゴリー別に分けよう
さらに、フォルダーで細かく仕切る

例えば「マネー&取説・保証書」のボックス内には、「給与明細」「住宅」「銀行」…などと、さらに細分化したフォルダーを作成。インデックスも付けておこう。

一目で分かるようインデックスをつける
一目で分かるようインデックスをつける
保管する書類は、常にこのボックス&フォルダーに入れる

保管場所を決めておくことで、サッと取り出せる。新しい書類を入れるタイミングで中を見直し、古くなった書類は処分。ボックスは本棚やクローゼットの中に置くのがいい。

保管場所を決めておくことが大事
保管場所を決めておくことが大事
これを使います!
個別フォルダー
個別フォルダー
ボックスの中に差し込み、書類を細分化して管理。個別フォルダー(間伐材使用)A4 /コクヨ
ポケットリフィル
ポケットリフィル
細かいカード類などはポケット付きのリフィルに入れてフォルダーに挟む。A4リフィル 名刺ポケット(10ポケット) /コクヨ
ファイルボックス×3個
ファイルボックス×3個
大まかなカテゴリー分けに使用。ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ・A4用・ホワイトグレー /無印良品