クローゼット
捨てるかどうか迷ったら「一次置き場」へ
「あまり着なくなった服は大きめのプラスチックの箱に入れ、シーズンごとに捨てるかどうか判断します。こうすることで空間が生まれ、よく着る服を出し入れしやすくなります」。
リビング
郵便物は受け取ったその場で取捨選択
「郵便物が届いたらその場で封を開け、中身を確認。不要なモノはすぐに捨て、必要なモノだけリビングに置いた保管用ボックスに立てて入れておき、必要がなくなったら捨てます」。
引き出しの中は1つのカテゴリのモノだけ収納
「引き出しの中は『ここは薬、ここは文具』といった具合に、カテゴリ別に場所を決めて収納しています。こうすることで家族も使いやすく、『出したら戻す』という片づけのルールも徹底しやすくなります」。
洗面台の下
試供品はポーチに入れて旅先などで活用
「試供品は、もらったときに使わないと判断したものは潔く捨てます。化粧水やメイク落としなど旅先や出張先で使えるモノはポーチに入れ、持ち運びしやすいようにしています」。
バッグの中
外出先から帰ったら中身をすべて出して確認
「バッグは帰宅後すぐに中身を出し、ゴミは捨て、翌日も必要になるものだけを決まった場所に入れ直します。外出先で慌てて何かを買い足すといったムダも省くことができます」。
サイフの中
ポイントカードはムダに持たない、作らない
「ポイントカードはPontaや楽天ポイントなど、貯めやすく使いやすい『共通ポイント』だけに絞り、有効期限のあるモノや滅多に利用しない店では作らないようにしています」。
ファイナンシャル・プランナー
青山学院大学国際政治経済学部卒業。1級FP技能士、CFP認定者。著書は『3ステップ式 お金が貯まる家計簿』(JMAM)など。テレビ出演も多数。http://yokohanawa.com/
取材・文/瀬戸久美子
日経WOMAN2015年9月号掲載記事を転載。情報は記事執筆時に基づき、現在では異なる場合があります。