ヘトヘトストレス

・食欲がない
・だるくて仕方がない
・疲れてとにかく横になりたい

体力がなく過度のストレスで心身は疲労困憊、だるくて仕方ないなら、とにかく充電を。この状態のときは無理をしないで仕事量を減らしたり、休みを取ったり、調整することも大切。ゆっくり心身をいたわろう。

12時までに就寝しよう

疲労回復のためには、深夜2時に熟睡状態になっていることが大切。リラックス効果のある38~40℃のぬるめのお風呂に入って寝つきを良くし、12時までに就寝しよう。

腹8分目を心がけよう

たくさん食べると消化にエネルギーを取られるため、余計に疲れる。ひどい疲れのときは、無理に栄養を取らなくていいので腹8分目に食べ、余計なエネルギーを使わないようにしたい。

消化のいいものを食べよう

強いストレスがかかっていると、胃腸の働きが弱ることが多い。そのため辛いものや冷たいもの、脂っこい料理や甘いお菓子は控えて、消化のいいものを食べること。

マッサージに行こう

ストレスがたまると、背中が凝って、硬くなりやすい。背中をほぐすことで、神経の緊張状態が解ける。リラックスしやすくなり、眠りも深くなる。

この人たちに聞きました
亀田高志
亀田高志さん
健康企業代表・医師
産業医科大学卒業。日本アイ・ビー・エムの産業医、産業医科大学の講師を経て現職。職場の健康対策の構築が専門。著書に『ゼロから始めるストレスチェック制度導入マニュアル』(労務行政)などがある。

木村容子
木村容子さん
東京女子医科大学東洋医学研究所 副所長
東京女子医科大学准教授。大学卒業後に中央官庁入省。退職して東海大学医学部に入学し02年より同研究所勤務。著書『女40歳からの「不調」を感じたら読む本』(静山社)など。

取材・文/中村陽子

日経WOMAN2016年3月号掲載記事を転載。情報は記事執筆時に基づき、現在では異なる場合があります。