体質別にケア対策!

大別される2つのタイプで、花粉症の発症時期まで異なるとか。下のチェックで当てはまる数の多いほうが自分の体質に近いと考え、今すぐできる対策を心がけよう。

ほてりタイプ

下記にあてはまる人は花粉症発症が遅めの傾向。
□ 暑がりなほうだ
□ 長風呂が苦手
□ 赤ら顔だ
□ ストレスの多い生活をしている
□ 額に比べて足元は冷たい

ほてりタイプのあなたにはこんな対策

・ミントの香りをかぐ、ミントティーを飲む
・睡眠をしっかり取る
・背中のストレッチをする
・飲酒を控えめにする
・激しい運動を避ける

自分の体質に合ったケアを心がけたいもの (C)PIXTA
自分の体質に合ったケアを心がけたいもの (C)PIXTA

冷えタイプ

下記にあてはまる人は花粉症発症が早めの傾向。
□ 冷えの自覚症状がある
□ 痩せている
□ 顔が青白い
□ 胃腸が弱い
□ 小食である

冷えタイプのあなたにはこんな対策

・生野菜など、体を冷やす食べ物を避ける
・半身浴でじっくりカラダを温める
・首を冷やさない
・温かい飲み物を少量ずつ飲む
・黒いものを食べる

この人に聞きました
陣内 賢
陣内 賢さん
陣内耳鼻咽喉科クリニック 院長
日本耳鼻咽喉科学会専門医。東邦大学東洋医学科客員講師。西洋医学の診療を行うほか、漢方薬など多くの代替医療の経験を持つ。花粉症や耳鳴り、味覚障害などの疾患にも多数の治療実績がある。生活習慣について詳しく聞くなど、ていねいな診察をモットーにする。

取材・文/樋口晶子

2017年2月7日公開の記事(日経WOMAN2016年3月号掲載記事転載)を再公開しました。情報は記事執筆時に基づき、現在では異なる場合があります。