美容のために毎日の入浴は欠かさない、という女性は多いはず。でも、肌によかれと思って行っている入浴法が、実は肌に対して悪影響をもたらしているかもしれません。

(C) PIXTA
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 お風呂につかるのは、肌の汚れを落としたり血流を良くしたりと美容にいい習慣だ。だが、誤った入浴法を続けると、肌の乾燥や肌荒れを招きかねない。

 温泉療法医である宇野皮膚科医院の漆畑修院長は「入浴中にタオルでこすりすぎて肌を痛めたり、色素沈着を引き起こしている女性が多い」と指摘する。きれいになりたいと思って行いがちだが、実は肌には良くない入浴法をまとめてご紹介する。特に、お湯につかったときにピリッと感じる敏感肌の人や、何をしても乾燥肌が改善しない人は、入浴法を見直してみよう。

入浴のメリットとリスク

メリット

◆毛穴が開くのでこすらなくても汚れが落ちる
◆血行を促進させて美肌度がアップ
◆自律神経が整い肌の荒れ・くすみが改善

リスク

◆時間や温度を間違えると乾燥肌を招く
◆水道水の塩素が肌に刺激になることも