前回「食前に飲むだけでOK あずき水ダイエット」では、あずきに含まれるポリフェノール効果で体脂肪をためにくくしたり、糖の吸収を抑える効果についてお伝えしました。今回は自宅でも簡単にできる“あずき水”の作り方とあずき水を作ったときに残るゆであずきの利用法をご紹介します。

 ポリフェノールたっぷりのあずき水を作るには「30分ほど煮出すといい。外皮に含まれるポリフェノールが溶け出す」と北海道立総合研究機構のあずき博士 加藤淳さん。さらに、「煮汁に浮いてくる泡には、むくみを防ぐサポニンが含まれる。取り除かずに飲むほうがいい」と説明する。

 鍋で煮るのが面倒という人は保温水筒で作れば簡単だ。ただし、「ポリフェノールがしっかり出るよう8時間以上待つこと」(加藤さん)。

 渋みが気になる場合は、あずきを最初にから煎りすると、甘みが増して飲みやすくなる。

あずき水の飲み方

■1日当たり大さじ5(50g)のあずきで作ったあずき水を飲もう
■朝昼晩、食事の前に飲もう

ダイエット成功の秘訣は1日にあずきポリフェノール150〜300mgをとること。これはあずき50〜100g分に相当する。また、「食前に飲むと最も効果を得やすい」と加藤さんは話す。