塩トマトには、塩分の違う「薄い・塩トマト」と「濃い・塩トマト」とがあります。今回は、「濃い・塩トマト」を使ったレシピを料理研究家の成沢正胡さんに教えてもらいました。

 みじん切りにして、5%の塩分を加える濃い塩トマトは、「半日は漬け込んで。水分が出て、塩とトマトがなじみます。野菜、肉、魚などどんな食材に合せても、塩トマトのうまみで料理全体がまとまります」と料理研究家の成沢正胡さん。

 そのまま冷や奴にのせたり、カルパッチョにのせたりするのもいいが、ヨーグルトやオイルと混ぜるだけで、いつもとひと味違うドレッシングに。

 「塩トマト入り豚肉のピカタ風」は、鶏胸肉や白身魚を使ってもOK。「火が通りやすいように薄切りにするのがポイント」(成沢さん)。

【1】塩トマトのドレッシング 【2】塩トマトのヨーグルトソース
【1】塩トマトのドレッシング 【2】塩トマトのヨーグルトソース

サラダはもちろん卵料理、パスタにかけても
【1】塩トマトのドレッシング
全量・351kcal・塩分1.8g・調理時間5分

<材料>(作りやすい分量)
濃い塩トマト----------大さじ2
レモン汁----------大さじ1
オリーブオイル----------大さじ3

<作り方>
ボウルに材料をすべて入れてよく混ぜる。冷蔵庫で1~2日間保存できる。

ヨーグルトに混ぜるだけカルシウムもとれる
【2】塩トマトのヨーグルトソース
全量・74kcal・塩分1.5g・調理時間5分

<材料>(作りやすい分量)
濃い塩トマト----------大さじ1と1/2
ヨーグルト(無糖)----------100g

<作り方>
ボウルに材料をすべて入れてよく混ぜる。冷蔵庫で1~2日間保存できる。