前回の『メカジキを使って簡単「やせる作りおき」レシピ』では、やせる作りおきのポイントと作りおきするとさらにおいしさがアップするメカジキの調理法をお伝えしました。今回も料理研究家の柳澤英子さんにみんな大好き! 「サーモンとサバの作りおき」レシピとアレンジ料理を教えてもらいました。

味も栄養価も乳製品との相性抜群【サーモン】

【サーモンの特徴】よく見かけるのはアトランティックサーモンやニジマスを海で養殖したトラウトサーモン。動脈硬化や脂質異常症を予防するn–3系脂肪酸やカルシウムの吸収をサポートするビタミンDが豊富。抗酸化成分のアスタキサンチンも含む。

 サーモンの食べ方といえばムニエルくらいしか思いつかない。そんな人にお薦めなのがクリームチーズ煮だ。「クリーム煮は人気ですが、ホワイトソースを作ったり、生クリームを使ったりするのは大変。クリームチーズなら水でのばすだけでOKです」(柳澤さん)。サーモンにチーズをプラスすると、ダイエット中に不足しやすいたんぱく質やカルシウムを強化できる。キムチやカレー粉でアレンジするとまったく違う味になって飽きないし、サーモン独特のにおいが苦手な人にも食べやすい。

サーモンのクリームチーズ煮

簡単&スピーディーで本格的な味

<作りおき>
保存:冷蔵庫で3〜4日

<調理時間>
10分

<成分>(1食当たり)
259kcal、塩分0.4g、糖質0.6g

<材料>(4食分)
サーモン…4切れ
A
 クリームチーズ…80g
 塩、コショウ…各少々
 水…200ml

<作り方>
1.フライパンにAを入れ、蓋をして弱火にかける。温まってきたら火を止め、全体をよく混ぜる。

2.サーモンは1切れを半分に切って1に入れ、蓋をして弱火で3分間煮る。蓋をはずし、サーモンを裏返して弱火でさらに3分間煮る。