「納豆を使った料理はおいしいけれど、調理する時間がない」「もっと手軽に食べたい」「飽きそう」という人にお薦めなのが、納豆に食材を混ぜるだけで、風味が加わり栄養価も高まる「ちょい足し」レシピ。読者からの投稿があったものを集めた。

 青ジソやキムチ、のりといった食材を加えるのは定番。n-3系脂肪酸がとれるアマニ油を入れる人も複数いた。変わり種はバジルソースやキヌア。和食の定番の納豆がイタリアンやエスニックに様変わりする。

 牧野さんは「納豆はゆずコショウ、なめたけ、塩昆布、チーズ、アンチョビ、塩辛など塩気のあるものならなんでも合うのでアレンジしてみて」とアドバイス。ただし、「塩分過多になりがちなので、これらをプラスする際は添付のたれは控えましょう」(牧野さん)。

健康効果アップ これを足すだけで箸が進む! 納豆ちょい足し食材

ちょい足し食材で目先を変えると“納豆生活”が続けやすい! 読者も実践しているちょい足し食材をご紹介!

ひとつまみでビタミンを補う 青ジソ

1回にとれる量は少量だが、カロテン、カルシウム、鉄などが多いのでこまめに使いたい。薬味では万能ネギもいい。白ネギよりもカロテン、ビタミンC、K、葉酸などが多い。

発酵食品のダブル使い キムチ

乳酸菌が豊富で便秘解消に役立つ。また、辛み成分のカプサイシンにはエネルギー代謝を促進し、体を温め、発汗を促す作用があるといわれる。

香りとうまみをプラス のり

「のりは海の緑黄色野菜といわれるほどカロテンが豊富」(牧野さん)。低エネルギーで食物繊維がとれるのも良い点。青のりをかけてもおいしい。