前回「ペットボトル茶でもOK「お茶でダイエット」」では、食事と一緒にとると効果を発揮するウーロン茶についてご紹介しました。今回も、薬膳カウンセラーの阪口珠未さんに、黒豆茶とはと麦茶の効用についてお聞きしました。

黒豆茶でお通じスルスル!

 中医学では、腸を潤す“潤腸(じゅんちょう)”、血行を促進する“活血(かっけつ)”、血液をつくる“補血(ほけつ)”など、さまざまな作用があるとされる黒豆。煎り黒豆を煮出して抽出する黒豆茶は、「便が硬くて出にくい体質や慢性的な便秘の改善に特に効果がある」と阪口さん。排泄がスムーズになるのはもちろん、飲み続けることで、「クマが薄くなった」「肌がしっとりしてきた」などいくつもの効果を実感する人が多いという。

 「どのお茶も続けて飲むことが大切。そのためにもブレンドなどでよりおいしく飲む工夫を」(阪口さん)。黒豆茶にはゴボウ茶をブレンドするのがお薦めだ。