「貯金しようと思ってもなかなか続かない……」という悩める人に「貯まる習慣」が身に付く“貯金の教科書”がコミックで登場しました。『年収250万円からの貯金術』からの抜粋とともに、貯金術のエッセンスを5回にわたり、お届けします。今回は最終回。3カ月間の貯金生活プランの立て方やおすすめの家計簿の付け方を紹介します。

貯金計画に「3カ月」必要なのには、理由がある

 「ストレス解消でまた買っちゃった!」「今月も収支ギリギリ……」「うわっ! また結婚式!?」なんてことをいつも繰り返してはため息をつく会社員・なつきが展開する貯金コミック。マンガの中では、なつきは、料理教室で出会った老紳士・野村さんからさまざまなことを学んでいきます。

潮見なつき(しおみ・なつき)

25歳、独身の中小企業の正社員。「今」に満足しておらず、買い物がストレス解消。しかし、メリハリなく支出してしまい、いつも赤字の状態。
桂木紗矢(かつらぎ・さや)

32歳。結婚して2年だが子どもはいない。キャリアウーマンとしての稼ぎがあるが、夫とは別会計のため、貯金への意識がゼロである。
土屋香菜子(つちや・かなこ)

43歳で専業主婦。6歳になる子どもがいる。夫からの給与を管理しているが、「欲しいものが買えない」が口ぐせ。
野村陽一郎(のむら・よういちろう)

62歳。老後の趣味として料理教室に通って、料理の腕を上げたいと思っている。ひょんなことから、3人のお金や生活にまつわる相談を受ける。