時短メニュー人気No.1は「ワンプレート」
パパッとできる夕食メニューを考えるのって、なかなか難しいですよね。ついマンネリ化してしまったり、凝ると時間がかかり過ぎてしまったり。世の働くママたちは、どんな時短アイデアで毎日を乗り越えているのでしょうか。アンケート結果から、1皿で済む「ワンプレート派」が多いことが分かりました。
「夕食作りの時短テクニック」について聞いたところ、最も多かったのは「1皿で済むメニューにする」が半数以上に。その他、調理済み食品を使ったり、品数を減らしたり、加熱方法や切り方を工夫したりするなど、忙しいときにはちょっとした時短ワザを取り入れています。
また、ワンプレートメニューを支持している理由を聞いてみると……調理する品数や洗い物が少ないという点を重視している人が多いようです。
みんなが満足するのは「ごはん系」
調理もお手軽&片付け楽チンと一石二鳥なワンプレート料理。ワンプレートといっても、カレーライスやパスタ、オムライスなどメニューは豊富ですよね。主食として圧倒的に人気なのは、やっぱりおなかの満足度も高い「ごはん」(83%)でした。
ごはんを主食に選ぶ人が多い理由はさまざま考えられますが、一つは、食べた人みんなの満足度が高いということがあるようです。ごはんが主食のときの満足度を聞いてみました。
ワンプレートのときの主食がごはんだと、家族の満足度が高くなりやすいと考える人は多く、7割近くに上りました。
・「満腹になりやすく、かつ、手抜き感が少ないから」(29歳・女性)
・「ごはんのワンプレートメニューはカレーなどで昔からなじみがあり、夕食として違和感がないから」(43歳・女性)
・「ごはんはおかわりしやすく、他のおかずが欲しくなることが少ないから」(31歳・女性)
逆にパスタやパンが主食の場合、「家族の満足度が下がる」と答えた人が約4人に1人という結果に。「手抜きに見える」「食べたときの満足感が少ない」「満腹になりづらい」といった声が上位になりました。
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いかがでしたか。早くておいしくて栄養があって、なおかつ片付けが楽なメニューとなると、ごはん系ワンプレートに行き着くようです。平日バタバタしないよう、休みの日に作り置きしておく人も多いかもしれません。自宅での食事は準備だけでなく、盛り付けから後片付けまでこなさなければならないので、家族で分担するのもポイントです。作り置きの家事サービスを利用したり、カット野菜やミールキットなども活用して、空いた時間を有効利用するのもいいかもしれませんね。
文/大楽眞衣子 写真/PIXTA