商品を購入するとポイントが付いて、ポイントに応じたサービスを受けられるポイントカード。働く女性なら、ほとんどの人が持っているのではないでしょうか。そこで、20代以上の男女3751人に聞いた、ポイントカードに関する意識調査の結果をご紹介します。

【調査概要】
インターワイヤード運営「DIMSDRIVE」によるインターネットアンケート
◎調査期間:2017年10月26日~11月10日
◎対象者:DIMSDRIVE モニター3751人

お財布に何枚かは入っているポイントカード。きちんと活用していますか (C) PIXTA
お財布に何枚かは入っているポイントカード。きちんと活用していますか (C) PIXTA

持っているカード1位は?

 まず、現在持っているポイントカードの種類を聞きました。トップは「共通ポイントサービスカード」で、6割以上の人が利用しています。共通ポイントサービスカードとは、さまざまな店舗で利用できるポイントカードで、Tポイント、dポイント、ponta、楽天ポイント、JREポイントのカードなどが挙げられます。また、「ドラッグストアのカード」「家電量販店のカード」「スーパーマーケットのカード」も5割を超え、よく利用されていることが明らかになりました。

どんなカードを持っていますか?(複数回答)
どんなカードを持っていますか?(複数回答)
共通ポイントサービスカードの所有率が高い
男女別順位

【男性】
1位 共通ポイントサービスカード62.0%
2位 家電量販店のカード57.4%
3位 ドラッグストアのカード44.8%
4位 スーパーマーケットのカード43.9%
5位 コンビニエンスストアのカード35.7%
6位 マイレージカード22.7%

【女性】
1位 ドラッグストアのカード73.7%
2位 共通ポイントサービスカード68.8%
3位 スーパーマーケットのカード66.7%
4位 家電量販店のカード49.7%
5位 コンビニエンスストアのカード37.1%
6位 食品店・飲食店のカード35.3%

 男女別に見ると、男性と女性では大きな差があります。男性では「家電量販店のカード」が2位、「マイレージカード」が6位に入っています。一方、女性は「ドラッグストアのカード」がトップになり、「家電量販店のカード」は4位にとどまりました。

職業別順位
職業別順位
会社役員や経営者層もポイントカードを駆使している様子

 職業別では、「ドラッグストアのカード」「スーパーマーケットのカード」「雑貨店や衣料品店のカード」といった小売店系のカードは「専業主婦(主夫)」が最も多く利用しており、日ごろの買い物でポイントカードを駆使していることが分かります。

 一方、「会社役員・経営者」は「家電量販店のカード」「百貨店のカード」「マイレージカード」という商品単価が高いカテゴリで最も多く、経済的に余裕のある層も意外とポイントカードをしっかり使っているようです。